この記事では、唐揚げがしなしなになる理由と、唐揚げをカリカリにするためのコツやレンジでカラッとする秘訣についても詳しくご紹介していきます。
揚げたてでカリカリの唐揚げは大人も子供もみんな大好きですよね。
唐揚げは好きなおかずランキングでは常に上位に君臨します。
コンビニでもスーパーのお惣菜でもおかず選びに困ったら唐揚げを買っておけばまず間違いありません。
しかし、唐揚げの問題は時間が経つとしなしなになってしまうことです。
できたてと翌日の食感とのギャップランキングでも唐揚げは上位に食い込めるでしょう。
衣がしなしなではせっかくの美味しさが格段に落ちてしまいます。
そこで今回は、時間が経った唐揚げがしなっとなる理由と、カリカリに復活させる温め直しの方法をお伝えしていきたいと思います。
簡単にできる方法ばかりですので、ぜひ読んで参考にして下さい!
唐揚げがしなしなに!どうしてそうなるの?
熱々の唐揚げのカリカリ感は本当に美味しいですよね!
唐揚げってなんでこんな美味しいのかな…ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"( ˙༥˙ )ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹" pic.twitter.com/R6qjIYqbuq
— ちゃまこでやんす。 (@teio_riceshower) April 20, 2019
この食感が永遠に続いてくれればいいんですが・・・
唐揚げ買ったが、揚げてから相当時間経ったやつみたいだ。。。美味くないorz
— milekun (@milekun) May 13, 2010
そもそもどうして唐揚げは時間とともにしなしなになるんでしょうか?
唐揚げがしなっとする原因は、鶏肉から染みでてくる水分が衣に移ってふやけてしまうからです。
なので表面に出てきた水分を蒸発させればカリカリ食感が蘇るという理屈になりますね!
しなしなの唐揚げを許すな
— 🗻 (@sqmfaster) 2015年4月13日
では、手軽にできて効果的な方法をご紹介します!
唐揚げをカリカリにするには?どうすればいい?
しなしな唐揚げをカリカリに復活させる方法とコツ、まずはオーブントースターを使った方法からです。
アルミホイルを使う
- オーブントースター
- アルミホイル
- しなしな唐揚げ
- オーブンを180~200℃に温めておきます。
- アルミホイルを一旦くしゃくしゃにして、ひろげておきます。
- くしゃくしゃにしたアルミホイルに唐揚げを乗せオーブントースターで5~10分焼きます。
ポイントはアルミホイルをくしゃくしゃにすることです。
アルミホイルの凸凹の溝に余分な油が溜まるので、唐揚げがカリッと仕上がります。
霧吹きで水をかける
- オーブントースター
- 霧吹き
- ふにゃふにゃ唐揚げ
- 霧吹きはなるべく広範囲に広がるものをオススメします。
- 霧吹きに水を入れて唐揚げの表面全体をまんべんなく湿らせます。
- オーブントースターで5分~10分加熱します。
霧吹きしたらもっとしなっとなりそうですが、これにはちゃんとした理屈があります。
揚げたての唐揚げがサクッとしているのは、衣に小さな空洞がたくさんあるからです。
冷めるとこの空洞が潰れてしまうため、べちゃっとした食感になります。
そこで霧吹きで水を含ませて空洞を元の大きさに戻し、オーブントースターで再び水分を飛ばすことによって揚げたてサクサク食感に近づけるというわけです。
https://twitter.com/toto_ino04t/status/996035856577130497
から揚げをレンジでカラッとする為の方法☆
オーブントースターが無い場合やもっと手軽にという時は、電子レンジのみを使った方法があります。
https://twitter.com/M_Oryoji/status/1098525879657947138
唐揚げ温め直しにおいてタブー視されていますが、ちょっとしたコツを使えば電子レンジのみでカリカリにさせることができます。
- 電子レンジ
- しなしな唐揚げ
- キッチンペーパー
秘訣は
- 常温に戻す
- 油を拭き取る
の2点です。
それぞれ理由を説明します。
常温に戻す
レンジのみの場合、冷蔵庫から出してすぐに加熱すると中まで温まるまでに水分が飛びすぎてしまいパサパサになってしまいます。
できるだけ短時間のレンジ加熱にするために常温に戻しておきましょう。
油を拭き取る
これは加熱後に衣に含まれた余分な油が出てベチョッとしてしまうのを防ぐためです。
まずキッチンペーパーなどで衣全体の油を軽く吸い取って下さい。
それから、電子レンジに入れて20~60秒加熱します。
この時温めすぎにご注意下さい!
唐揚げは電子レンジで加熱しすぎると爆発する場合があります。
鶏なんこつのから揚げ、このままレンジOK!って書いてあるのにレンジで温めたら爆発した……
— MSジョナ@4日目南エ-16a (@MoSo_jona) 2014年8月20日
レンジは食品に含まれる水分子を振動させた摩擦熱で食品を温めるという仕組みですので、加熱しすぎると肉の中の水分がどんどん蒸発して内部の圧力が上昇します。
唐揚げのような塊のままの肉は水蒸気の逃げ場が無く、爆発を起こしてしまうのです。
https://twitter.com/m__peO/status/973785654625755137
くれぐれも加熱しすぎにはお気をつけ下さい!
今回のまとめ
今回は、唐揚げがしなしなになる理由と、唐揚げをカリカリにするためのコツやレンジでカラッとする秘訣についても詳しくご紹介しました。
唐揚げのカリカリ感を復活させる秘訣は、
- くしゃくしゃにしたアルミホイルで余分な油を落とす
- 霧吹きで表面を軽く湿らせる
というひと手間です。
オーブントースターは魚焼きグリルや電子レンジのトースト機能でも代用できますが、その際は焦げすぎないよう焼き加減をこまめにチェックするようにして下さい。
電子レンジのみの場合は、
- 常温に戻す
- 余分な油を拭き取っておく
というコツで揚げたての食感に近づけることができます。
私は揚げ物の後片付けが面倒なので、唐揚げなどは一度にまとめてたくさん作ってしまうんですが、たいがい食べ切れずに残ってしまいます。
上の3つの方法はリメイクのレシピを考えるより簡単で重宝しています。
しなしな唐揚げ対策にぜひお役立て下さい!