この記事では、焼肉のアスパラの下ごしらえとなすやじゃがいもの下ごしらえ方法をBBQ未経験者にもわかりやすく手順を追って紹介していきます。
また、焼肉の野菜といえば?ということで、どんな野菜を焼肉に持っていけばいいのかについても、アスパラガス・なす・じゃがいも以外の野菜についておすすめをまとめました☆
BBQが楽しいシーズンがやってきましたね。
BBQではメインの肉ももちろんですが野菜も一緒に食べられるのが魅力です。
肉を食べる合間に野菜を挟めば脂っこさが軽減されますし、栄養バランスも良くなります。
しかしBBQ未経験の時はどの野菜がいいのか、下ごしらえはどうすればいいのかと迷ってしまいますね。
というわけで今回は焼肉の野菜の下ごしらえとBBQの基本の野菜をまとめてみました。
理由がわかっていれば省ける行程もありますので、理由も一緒にお伝えしていきます。
焼肉でのアスパラの下ごしらえは?手順を紹介☆
春から初夏が旬のアスパラガスはBBQにはよく登場する野菜です。
アスパラの下ごしらえは、
- 根元の固い部分を取り除く
- 根元に近い皮を剥く
- はかまを取る
という行程になります。
それぞれ順を追って説明していきます。
まずアスパラは根元の部分が硬いので切り落とします。
このとき包丁を使う方法と素手で行う方法があります。
包丁を使う場合は、アスパラの根元から2、3センチ上の部分を切り落とします。
素手でやる場合は片手でアスパラの根元、もう一方の手で真ん中よりやや下をつかんで力を加えるとポキッと簡単に折れます。
茎の硬い部分と柔らかい部分の境目から自然に折れてくれるので、硬い部分以外まで切りすぎてしまうこともなくオススメの方法です。
次に包丁かピーラーを使って、根元に近い部分の茎の皮をむきます。
茎の下のほうの皮は筋が多く、食べた時に口の中に残ってしまいます。
また、アスパラの茎には茶色っぽい三角のハカマという部分があり、ここは食べられますが取ったほうが食感がより良くなります。
ハカマを取る時もピーラーか包丁、または手を使います。
アスパラガスはアク抜きの必要のない野菜ですので、焼肉の時には下茹での必要はありません。
ちなみに太いアスパラガスの下処理についてはこちら↓の記事にまとめています。
焼肉でなすの下ごしらえは?簡単な方法はこれ!
次になすの下ごしらえについてです。
焼肉のなすは以下のような下処理をします。
- ヘタとガクを取る
- カットする
- 水に浸けてアク抜きをする
それぞれの行程を説明していきます。
まずなすを水洗いしヘタを切り落とします。
なすのヘタには鋭いトゲがあるので怪我をしないようお気をつけ下さい。
トゲが鋭いのは新鮮なナスの証拠ですが、指に刺さると本当に痛いです。
ヘタを切り落としたらガクを手で外します。
次に0.5~0.8cmくらいの輪切りにします。
切り方はお好みですが、ナスは意外に火が通りにくい野菜なので、あまり分厚く切らないように注意しましょう。
小さいナスなら縦に真っ二つでもいいですね。
皮に格子状に切れ目を入れておくと、火も通りやすく食べやすいです。
もしくはワイルドに丸ごと焼きたいという場合は爆発するのを防ぐため皮に爪楊枝でプスプスと穴を開けておきましょう。
ものすごく近くから花火の音がしたと思ったら焼きナスが爆発してた #隅田川花火 pic.twitter.com/mVf1Pwx5ob
— 永友聖也 (@say_yah_CTSR) July 29, 2018
ナスを丸ごと焼く時には忘れずに穴を開けておいてくださいね。
次に、アク抜きと茶色く変色するのを防ぐため塩水または酢水に1時間ほど浸けます。
最後に水気をよく切れば準備完了です。
焼肉でじゃがいもの下ごしらえ方法!詳しく解説☆
続いてほくほくな食感が美味しいじゃがいもの下ごしらえです。
焼肉のじゃがいもは、
- 洗って皮を剥く
- カットする
- 水にさらす
- レンジで加熱する
という下処理をします。
まずタワシで洗ってから、じゃがいもから芽が出ている場合は取り除きます。
じゃがいもの芽にはソラニンという毒が含まれ、食べすぎると腹痛などの中毒を引き起こします。
包丁の根元のほうを使ってえぐり取るように大胆に取り除いて下さい。
皮で緑色になっている部分も、同じ理由で丁寧に切り取ります。
次に包丁かピーラーで皮をむき、0.5cmほどの厚みの輪切りにします。
皮ごと食べる場合はむかなくてもOKです。
切ったら、変色防止と余分なでんぷんを落とすために10分ほど水にさらします。
次に電子レンジで3、4分加熱します。
じゃがいものような火の通りにくい野菜は下ごしらえの時点で調理を済ませておけば、BBQで焼く際には温めて軽くコゲ目をつけるだけで食べられます。
お使いの電子レンジによって加熱時間は異なりますので加減をして下さいね。
焼き肉の野菜といえば?基本形はこの5つ!
焼肉の定番野菜はまだまだあります。
今日は友達家族とBBQ。
うちは野菜担当なので、朝から下準備を頑張ったら疲れたのでもう行かんとこかとおもてます。 pic.twitter.com/5G0DbAvtmj— ひーろ (@maeemaee1979) May 3, 2019
次は上の3つ以外に焼肉といえばコレ!という野菜と、その下処理をご紹介していきます。
玉葱
玉葱は焼くと甘みが出て美味しいですね。
焼肉の時の切り方は輪切りか半月切りにします。
輪切りは皮を剥いて繊維に対し直角に、幅1cmほどで切っていきます。
半月切りは玉葱を縦に半分にした後、切った面を下にして繊維に直角に切っていきます。
半月切りの玉葱は焼く時にバラバラにならないよう爪楊枝で刺して留めておきます。
玉葱はじゃがいもと並んでたいてい家にストックがあるので焼肉にオススメの野菜です。
ピーマン
ピーマンは洗って縦半分に切り、種とヘタを取り除いたらお好みの大きさにカットします。
とても簡単です。
BBQの雰囲気に飲まれてピーマン嫌いの子どもも食べてくれるでしょう。
キャベツ
キャベツは縦に4等分にし、芯を切り落とします。
あとはザク切りにして洗うだけです。
個人的にはキャベツの少しコゲた風味が好きなんですが、葉の薄いところはすぐ黒コゲになりますのでご注意下さい。
人参
オレンジ色が鮮やかで栄養も豊富な人参です。
人参の下ごしらえはヘタを切り落とし、ピーラーで皮を剥いて0.5cmくらいの輪切りにします。
じゃがいもと同じくレンジで2分ほど温めておけば時間短縮になりますよ。
椎茸
焼肉の野菜といえばきのこも定番です。
椎茸はいしづきの部分を切り、キッチンペーパーで表面をきれいに拭きます。
きのこ類は水洗いすると風味が無くなるので拭くだけで大丈夫です。
椎茸の傘の表面に十字や*の形に切り込みを入れると火が通りやすく、見た目も良い感じです。
今回のまとめ
今回は、焼肉のアスパラの下ごしらえとなすやじゃがいもの下ごしらえ方法をBBQ未経験者にもわかりやすく手順を追って紹介してきました。
まとめますと、
- アスパラの下ごしらえは硬い部分を取り除く
- ナスはアク抜きをすることと、丸ごと焼く場合は穴を開ける
- じゃがいもは芽と青い皮は取り除き、レンジで加熱しておく
という内容でした。
今回ご紹介した野菜は基本のもので、こうでなければならないという決まりはありません。
簡単な下処理をしていれば野菜の種類もその切り方もお好みでOKです。
今年の夏は肉も野菜もたくさん食べるバーベキュー、ぜひ楽しんで下さいね!