妊娠の喜びも束の間。
すぐに「つわり」が始まります。
しかし一言で「つわり」と言っても様々な症状があります。
ムカムカの吐き気が一般的なつわりと思われがちですが、常に食べていない気持ち悪くなる食べづわりや、眠気が強くなったりと、症状は様々です。
そして、そのつわりの程度にも個人差があります。
つわりのひどさに体質って関係あるのでしょうか?
そこで、今回の記事では、つわりの原因は?つわりになりやすい体質は?ストレスの関係は?についてご紹介します。
つわりのひどさは個人差があるといわれますね。
つわりがひどい原因が当てはまるかもしれません。参考にしてください。
つわりの原因は?
つわりの原因については、いまだ未解明ですが、いくつかの仮説が考えらます。
1、 妊娠したことによりホルモンの急激な分泌
2、 子宮の中で受精卵を異物として認識してしまう一種のアレルギー反応みたいなもの
3、 ホルモンバランの変化や自律神経の乱れ
4、 妊娠状態を継続させ、流産を防ぐために体を動かさないようにあえて調子を悪くする
この他にもストレス・冷え・免疫の働きなどが考えられますが、医学的に証明されていないのです。
つわりになりやすい体質
つわりが起こる原因が明確になっていないのですから、当然つわりになりやすい体質について、はっきりと言及することはできませんが、つわりを経験した妊婦さんからの話を聞くと、ある程度の特徴がわかってきます。
・冷え性
つわりがひどいときは、身体を温めると良いと言います。
ということは、身体が冷えていると、つわりになりやすいと言えるでしょう。
・便秘
便秘の人の中には、運動不足の人が多いです。
運動不足だと基礎代謝が下がり、冷え性にもなりやすいため、つわりがひどくなるのでしょう。
・自律神経が弱い
自律神経が弱いということは、ストレスを抱えやすいということです。
しかし、必ずしも上記の条件の体質だからと言って、つわりが酷いとは限りません。
ちなみに、私の経験上から言うと、私は冷え性の便秘持ちなのですが、つわりはあまりひどくありませんでした。
つわりのひどさは遺伝するとよく聞きますが、これも医学的証拠はありません。
母親がつわりがひどかった、娘もひどいとは限りません。
私には妹がいますが、妹は安定期に入るまで、嘔吐ばかりしてひどいつわりでした。
妹は私と違い便秘ではありません。
便秘の私は多少の吐き気があったものの、さほど嘔吐はしませんでした。
あくまでも、つわりがある人の体質の傾向であることを忘れないでくださいね。
つわりとストレスの関係
つわりのひどさと体質に関係があるとは明確には言及できないと説明しましたが、1つだけ、医学的に証明されているものがあります。
それはストレスです。
ストレスを感じやすいということは、自律神経のバランスが乱れているということです。
つまり、つわりを気にすれば気にするほど、精神的ストレスを感じ、つわりを悪化させてしまうのです。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、つわりの原因は?つわりになりやすい体質は?ストレスの関係は?についてご紹介しました。
が、つわりのときは、あまり神経質に考えないほうが良いとされています。
つわりがひどいときは、気分転換にお散歩したり、身体が疲れているときは、何も考えずベッドで横になって休息をとりましょう。
しかし、つわりがある時期は、胎盤が作られる、とても大事な時期です。
無理は絶対に禁物ですよ。