突然ですが、、、
ときどきありませんか?!
足の付け根が痛い!!
歩くのが辛い・・・
こんなとき、あなたならどんな方法をとりますか?
体験した場合に、すぐに対処できるように、原因やどうすればいいのか?について、知っておくことは必要ですね!
そこで、今回の記事では、足の付け根が突然痛くなった時の対処法と、急に痛くなった場合はどこが悪いのか、さらに、足の付け根の痛みを和らげる方法について解説していきます。
あなたも足の付け根が急にズキズキする・・・という場合は、こちらを参考にしてみてくださいね^^
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足の付け根の痛み 突然出たときの対処法は?
ではまず、足の付け根が突然痛くなった時の対処法についてご紹介します。
「足の付け根が突然痛くなる・・・」ということは、
股関節の安定が損なわれていることから、周囲のバランスが崩れている可能性があります。
その場合、まず、バランスを整えることが大切です。
対処法としては、ストレッチが効果的でしょう。
ストレッチといっても、正しい方法で、正しい場所をストレッチしないと、逆に悪化してしまう原因になってしまいます。
ですので、この後、簡単にできる、効果的なストレッチの方法を2つご紹介しますので、そちらを参考にして、対応してみてくださいね。
1、まず座った姿勢で膝、股関節を曲げて両方の足の裏を着けます
2、体を軽く前に倒していきます
3、股関節の内側の付け根付近が伸びている感じがすれば、効果が出ています
1、股関節を伸ばしたい方の足を後ろに引いて、膝をつきます
2、反対側の足は膝を立てて、肘を膝頭(ひざがしら)につけ、上半身の動きを安定させます
3、この状態から、少し前方向に体重を移動して内転筋を伸ばしていきます
4、伸びている感じがあれば、ストレッチが効いていることになります
どちらも手間もなくわかりやすい、とても簡単で効果的なストレッチです!
急な足の付け根の痛みが出たときは、試してみてくださいね^^
それにしても、「突然、足の付け根が痛くなる・・・」なんて、どこか悪いのではないかと心配になりますよね?
その痛みは、次のような可能性が考えられます。
いくつかの症例をご紹介しますね^^
足の付け根の痛みが急にきた時にはどこが悪い?
次に、足の付け根の痛みが、急に来た時にはどこが悪いのか、についてご説明していきます。
足の付け根が急に痛くなった時には、下記のような病気の可能性があります^^;
こちらは一例で、
あなたが、
・この中のどの病気なのか
・それともただ「痛いだけ」なのか
などは、判断が難しいので、
・持続して痛い
・痛みがひどくなってる
というように、症状が悪化している場合、ずっと続く場合は、すぐにかかりつけの病院で診てもらうようにしてくださいね。
1、変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)
変形性股関節症とは関節の軟骨がすり減ったり、骨棘(こつきょく)という関節の角に、トゲが現れたりするような変形が起こる症状です。
2、先天性股関節脱臼(せんてんせいこかんせつだっきゅう)
出生後、間もない乳児の股関節が脱臼しているというものです。
または、脱臼までなっていませんが、外れかかったりしている状態です。
※亜脱臼(あだっきゅう)といいます
3、中殿筋麻痺(ちゅうでんきんまひ)
中殿筋というおしりの部分の筋肉が麻痺すると、歩行時の片足に体重が乗ったポイントで骨盤が傾く現象が起こります。
※トレンデレンブルグ徴候といいます
これにより、歩行のバランスが崩れることによって、股関節に痛みが現れる事があります。
4、坐骨神経痛(ざこつしんけいつう)
足先に向かって伸びる「坐骨神経」という神経が、圧迫などの刺激を受ける事によって起きます。
痛みやしびれの症状が出ます。
5、股関節リウマチ
自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)といって、自分自身の正常な細胞を異物と勘違いして、攻撃や撃退しようとする事で起こるものです。
6、感染による股関節炎
細菌やウイルスに感染することによって起こる、股関節炎の事を言います。
患部に熱感や発赤、腫れや激痛が生じ、発熱や悪寒など全身症状を伴う事もあります。
7、(特発性)大腿骨骨頭壊死症(だいたいこつこっとうえししょう)
まだ十分にはわかっていないようですが、ステロイド薬の服用など、何らかの原因により起こります。
大腿骨頭の一部が、血の流れの低下により血が通わなくなって、骨組織が死んだ状態になる状態です。
8、ペルテス病
3〜6歳頃の小児期の男の子に多い病気です。
股関節内の大腿骨頭部(だいたいこつとうぶ)の骨端核(こつたんかく)という、成長軟骨部が障害される病気です。
大腿骨の骨頭が、一時的に壊死を起こします。
9、大腿骨頭すべり症
太ももの骨(大腿骨)の成長板が、股関節から離れてしまう原因不明の病気です。
体重が重い、思春期の小児、特に、男の子によくみられます。
10、大腿骨頚部骨折(だいたいこつけいぶこっせつ)
大腿骨(だいたいこつ)は、股関節からすぐのところ(大腿骨頸部)で曲がっています。
大腿骨頚部(だいたいこつけいぶ)骨折は、転倒や転落の時に外の力が集中しやすく、特に、骨粗しょう症で骨がもろくなった高齢者に多い骨折です。
ほとんどの場合、立つことや歩くことができなくなります。
この他にも、
☆リンパ節の炎症による痛みが出た場合
☆スポーツ時に筋肉を傷めた場合
☆歩行のバランスが崩れた場合
などによっておこる、股関節周辺の痛みなど、本当にさまざまです。
また、感染によるものや骨折、発熱など全身症状のある場合や激痛の場合は、すぐに病院で診てもらう必要があります。
それ以外の、股関節の痛みや病院で異常がないと言われた場合は、信頼できる治療院で治療を受けるようにしましょう。
いずれにしても、足の痛みを引きずりながら生活するのは苦痛ですので、少しでも不調を感じたら、すぐにかかりつけ医に相談して、早く治せるようにしましょう^^
足の付け根の痛みが、ずっと続くと不安です。
普段の生活にも支障がでるのは、できれば避けたいものです^^;
そこで、次の、痛みを緩和する方法を知り、少しでも快適に過ごすにしましょう。
足の付け根 痛みを和らげる方法はある?
最後に、足の付け根の痛みを和らげるにはどうすればいいのか、についてご紹介します。
まず、足の付け根の痛みは、「姿勢の悪さ」が原因になっていることが多いです。
座り方、歩き方、立ち方、これらすべての行動が、股関節などを含めた体のどこかに負荷をかけています。
正しい姿勢でいれば、この負荷が正しく分散されるように体は作られています。
しかし、どうしても、変な体勢などで長時間、仕事や勉強などをしていると、姿勢が悪くなります。
そうすると、体のどこか1点に負荷がかかってしまい、それが、体の痛みの原因となります。
先ほどご紹介したストレッチなどで、直接股関節近辺の筋肉をほぐしましょう。
そして、ストレッチなどで、柔軟性を高めてあげることが大切です。
それ以外にも、日頃から正しい姿勢で「体の負荷を分散させてあげる」という事も、とても大切になります。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、足の付け根の痛みの色々な症状の原因や対策についてご紹介しました。
ときどき起こる足の付け根の痛みには、いろんな症状の可能性があり、簡単に考えていると恐ろしい結果を招きかねません。
日ごろから、正しい姿勢を意識して保つことで、このような症状を防ぐことは可能です。
また、万が一、急な足の付け根の痛みに襲われたときは、簡単なストレッチで筋肉をほぐしてあげることも効果的かもしれませんね。
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