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ライドシェアの道路運送法が!カーシェアとの違いやデメリットとは?

ライドシェアの道路運送法が!カーシェアとの違いやデメリットとは?
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この記事では、ライドシェアの道路運送法が改定になることについて、カーシェアとライドシェアの違い、ライドシェアのデメリットについて詳しく書いていきます。

 

最近ニュースで話題の「ライドシェア」ですが、他外国では徐々にその名が浸透しており日本にもいつ広まるのか?とだんだんと注目されてきています。

 

ライドシェアが日本に広まり実際に利用する機会があったら、利用時にどのような問題があるのか理解しておくことは大事です。

それにライドシェアが実用化すれば大変便利な面もありますので、興味がある場合は是非読み進めて下さいね。

 

 

ライドシェアの道路運送法!改定になる?!

ライドシェアの道路運送法!改定になる?!

日本では自分の車に他人を同乗させる場合には、道路運送法上の規制がかかる場合があります。

問題点としては「旅客自動車運送事業に該当するのか?」という所になります。

 

「旅客自動車運送事業」に該当する場合には、ドライバーは行政への許可・登録が必要になり、この許可・登録を受けないで車に他人を乗せると、「白タク」の営業とみなされて、違法になってしまいます。

白タクとは?

白いナンバープレートの自動車でタクシーの仕事をしていることです。

尚、「白いナンバープレート=自家用車のしるし」となります。

 

しかし2019年3月7日の未来投資会議で安倍首相は、国交省にライドシェア道路運送法改正の話し合いをしました。

このことによりライドシェアの道路運送法は改定される方針です。

 

道路運送法の改定に乗り出した理由としては、今現在一般人によるタクシー業務は「白タク」として原則禁止されていますが、タクシーなどのドライバー不足が深刻な地域などでは例外として制度が認められていますので、政府は制度をさらに緩和し、利便性を高めていくという考えです。

 

しかし、↓のように、今だに問題点も山積みのようです。

ライドシェアとカーシェアの違いはなに?

ライドシェアの道路運送法!改定になる?!

ライドシェアとカーシェアの違いですが、それにはそれぞれの意味を知ることが一番早いので、まず2つの内容を見比べてみましょう。

 

ライドシェアとは、自動車を相乗りするという行為で、別名はライドシェアリングとも呼ばれます。

他者とガソリン代などを負担し合うことで交通費が節約できるため、欧米や他国等では安価な交通手段として広く浸透しています。

 

しかし日本では法律で「自家用車が有料で客を乗せることは禁止」です。

もし車に乗る場合でも、大丈夫なのは同乗者がお金を払うことやガソリン代や高速代相当の費用を支払うという非営利のサービスに限られています。

ですので、ライドシェアは日本の法律上の問題もあってかなかなか浸透していません。

しかし実際は、ライドシェアはCO2削減や交通環境改善の観点からも注目を浴びており、行政でライドシェアを推奨しているという国もあるくらいです。

 

次にカーシェアですが、こちらは特定の自動車を会員間で共有し、好きなときに借りることのできるサービスで、別名はカーシェアリングとも呼ばれます。

カーシェアをしたい場合、15分程度の単位から車を借りることが出来ます。

自宅に所有車はないけれど、短時間・高頻度で車を使いたいという場合や、ペーパードライバーで家の周りで車の運転練習をする時などに向いている仕組みと言えます。

 

以上のことから、カーシェアとライドシェアでは全く内容が違いますので、間違えないようにしましょうね。

 

ライドシェアのデメリットはある?

ライドシェアのデメリットはある?

ライドシェアのデメリットは大きく分けると3つです。

 

1、白タク行為に抵触する危険性がある

白タクとは白色ナンバーの自家用車が、タクシーのように旅客を運送することです。

ライドシェアリングはドライバー側の自家用車を使って旅費を半分ずつ出すというのが定義なのですが、運転手が乗車賃も貰うこともあり、道路運送法に抵触する可能性があることが指摘されています。

ライドシェアリングが法改正されるとタクシー業界には大きなダメージを与えるることになります。

 

 

2、相乗りへの抵抗感がある

見ず知らずの人と一緒に相乗りをするので抵抗感は付きまといます。

ライドシェアを利用してみたけど、ドライバーの方とギスギスして楽しめなかった。

楽しくドライブしたかったけれど、目的地まで沈黙が続き耐えられなかった。

といった利用してから嫌な思いをしないように事前に下調べおして、しっかりした情報の元ライドシェアリングを利用する必要性があります。

 

最悪の場合は、同乗者同士のトラブルや白タク行為等の犯罪に巻き込まれる危険性もゼロではないので、利用の際は十分に注意することが大切です。

 

キャンセルは相手にかなり迷惑になる

ライドシェアリングは個人間で取引することが大前提なので、キャンセルすると相手に非常に迷惑になります。

またガソリン代や費用を半分ずつ出しているのに、相手方にキャンセルされて自分も目的地まで行けなくなってしまった等、スケジュールに重大な影響を及ぼします。

 

 

今回のまとめ

 

今回は、ライドシェアの道路運送法が改定になることについて、カーシェアとライドシェアの違い、ライドシェアのデメリットについて詳しくまとめました。

 

日本に先駆けて、海外ではすでにライドシェアリングが急成長しています。

日本でも高齢者が多い事や過疎化が激しい地域があること、交通の発展、若者の車離れ等により、ドライバーが少なくなってきているのでライドシェアリングを取り入れるべきなのですが、相乗りなのでトラブルが起こる、料金を不当に請求される、タクシードライバーの仕事が無くなる等、問題点が山積みです。

 

しかし、山積みの問題点の解決と安全性が確かめられれば、日本でも今後ますますライドシェアリングは拡大していきます。

その為にも、まずは一気に解決するのでなく、1つ1つの問題点を解決していくことが日本にライドシェアリングが拡大して浸透していく近道になるのではないでしょうか^^