新しい家を購入したあなたは、家族で過ごすこれからの生活を想像して、とてもわくわくしていることでしょう。
しかし注意しないと、一戸建ては「空き巣」に入られる危険性が大いにあります!
家を購入したばかりだと、どうしてもお家の片づけや引っ越しなどで時間が取れず、防犯まで手が回らずに、そのままにしてしまいがちです。
それってとても危険ですよ!
大切なあなたの自宅のセキュリティ対策はとても重要ですので、ぜひ、しっかりと家族で考えましょう!
では、空き巣に入られないようにする為には、実際どうすればいいのでしょうか?
また、もし入られた場合はどのように対応すればいいでしょう?
そこで、今回の記事では、空き巣への8つの防犯対策をご紹介します。さらに、逆効果の防犯方法と、もし空き巣に入られた場合にできる対応方法も合わせてご紹介します。
せっかくのご自宅ですので、安心してこの先住むためにも、この機会に防犯対策をしっかりと見直してみてください。
こちらを読んで頂き、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
★そのほかの防犯についてはこちらも読まれています^^
空き巣への8つの防犯対策
では、実際どういう対策をすれば、空き巣に効果的なのか?という、対策方法についてご説明していきます。
必ず戸締りをする
一番、基本的なことですが、案外見落としている場合があります。
「家の戸締りをしていなかったばかりに、空き巣に入られてしまった・・・」
というのは昔からよく聞く話です。
「私の家は空き巣なんて無関係!絶対に大丈夫!」
「ちょっとそこまで行くくらいなら、すぐだからいいかな・・・」
と、根拠のない自信や油断をしていると本当に痛い目を見ますので、出かける際には、短時間でも必ず戸締りをこまめにしっかり行いましょう!
留守にするときは、鍵を隠す場所を家族で話し合ってしっかり決めましょう。
ただ、よくある、ポスト・新聞入れ・牛乳受けの中には絶対に隠さないようにしてください。
空き巣は昔からのカギがよくある場所を把握していますので、探して見つけ出されれば、侵入されます!
こちらは、家の戸締りより軽く考えてしまいがちです。
最近は、車の盗難もとても多いですので、ぜひ気を付けましょう。
「次の日見たら車がなかった・・・」なんてことにならないように、しっかりと戸締りしてくださいね。
門扉をしっかりと閉める
全ての通路を覆うことが出来なくても、門扉をとりあえず閉めておくことが大切です。
それにより、不審者の侵入路が限定されますので、空き巣に効果的です。
また、乗り越えるときに音がするような、高さがあるものを選んでおくと、さらに防犯対策になりますよ!
音が鳴るベルを取り付けておく
玄関・裏口・縁側・お風呂場・勝手口・トイレ・台所などの戸や窓を開けるときに、ベルが鳴り響くようにしておきましょう!
高いものでなくてもいいので、なるべく大きな音が鳴るものを選びましょう。
そして、日常の外出だけでなく、長い間外出するときは、特に、必ず付けるようにしましょう!
こちらをすることで、ある種、警備会社に加入するより効果があります。
盗難を防止するのに一番良い方法です。
音の出る砂利を敷き詰める
ホームセンターなどで売っている、音が出る砂利は、比較的安価で購入でき、誰かが入って来た時にすぐにわかります。
独特のキュッキュッという音がするので、高い防犯効果を発揮します。
すぐに出来る防犯対策ですので、おすすめです。
センサーライトをつける
人が前に立つとセンサーで感知し、明かりを自動で付けてくれるライトのことです。
不審者が侵入しようとしたら、威嚇になるので高い防犯効果が期待できます。
深夜でも明かりがつくと目立つので、侵入をあきらめる不審者も多いです。
センサーで明かりがつくので、ついつい電池が切れていてもそのままに放置しがちです。
その少しの期間に、「不審者に侵入された・・・」なんてことになれば、後悔してしまうため、電池が切れたなと思ったら、すぐに交換しましょう!
鍵を強化する
空き巣対策には「時間の対策をすること」が効果的です。
空き巣(泥棒)が家に侵入するまでの時間のは、約2分くらいと言われているので、それ以上に、玄関や、ガラス戸・窓ガラスを壊すことに時間がかかれば、諦める傾向が高いです。
しかし、玄関や、強化ガラスなどの防犯対策したガラスでも、実は簡単に割られてしまうのです。
では、何を強化すればいいのでしょう?
それは、玄関や勝手口、窓についている鍵を開けられないようにすることが一番の防犯対策になると言えます。
「ウィンドロック」という窓ガラスや勝手口のガラス戸の「サン」の部分に挟み込んでおく鍵がありますので、こちらで対策できます。
手の届かない、開けれない場所にさらにもう1つ鍵が付くので、空き巣にとても大きな心理的負担がかかり、「時間がかかりすぎる・・・」と諦めてもらいやすくなります。
「ウィンドロック」はインターネットやホームセンターなどで気軽に手に入りますので、すぐにできる対策としてとても有効ですよ^^
防犯カメラや監視カメラを玄関と裏口に取り付けておく
防犯カメラや監視カメラを設置しましょう。
もし費用がなくて本物を用意するのが大変・・・という場合には、似たような模造品も販売していますので、そちらでも充分効果を発揮します。
空き巣が侵入するときは、強盗のように顔を隠していません。
防犯カメラや監視カメラを見つけると「この家に入ると、顔が映るので危ない!」と敬遠するのです。
ですので、監視カメラや防犯カメラを設置して、空き巣に備えてください。
外部に電気メーターがある場合は気を付ける
電気メーターが外部から見えるところにある場合も多いですよね?
その際は、家の電気をどこか1か所でもいいので、つけておきましょう。
そうすることで、もしあなたが自宅にいなくても、電気メーターが回り続けます。
空き巣の中には、電気メーターの針の動きで、留守か在宅かを判断する泥棒もいますので注意が必要です。
空き巣対策に逆効果な方法
「防犯のために!」と意気込んで対策をしたことが裏目に出る場合もあります。
そこで、避けた方が良いことをご紹介しておきます!
庭に樹木を茂らせる
庭に木を植えれば、中の様子を見えにくくなるので効果的だと感じるかもしれませんが、背の高い植物があると、不審者が侵入するのを隠してしまう場合があります。
常に人の目に触れるようにすることが、空き巣には効果的ですので、植物を植える場合は腰より低く、あまり葉が茂らない物を選ぶようにしましょう。
もしプライバシーが心配な場合は、室内にカーテンを付けることで対策してくださいね。
庭や家の周りにものを乱雑に置かない
なぜかわかりませんが、荒んだ印象を与える家は、不審者や空き巣を引き寄せやすくなります。
最悪、放火されることもあります。
それでは、空き巣よりもひどい被害にあってしまう場合もあるので、きちんと整理整頓して、人が住んでいることをわかるようにしておきましょう。
空き巣や不審者は、人がいないところに入ってきます。
なるべく、人の気配や生活感を感じさせるようにしましょう!
防犯のために犬を飼う場合は2匹飼う
防犯対策のために犬を飼うということは「番犬」というくらいなので、とても効果的です。
しかし、一匹飼って玄関に犬をつないで「これで一安心だな。」とは、思わないでください!
玄関に犬がいても、空き巣は裏から侵入します。
なら、裏口に居てもらえば・・・と思っても、そうすると今度は、玄関から侵入される恐れがあります。
防犯対策で番犬を飼うのは、一匹では効果がないのです。
もし、本当に防犯に犬を飼いたい場合は、二匹飼って、裏と玄関につなぐことで、高い防犯効果になります。
ただ、防犯のためだけには、犬を飼うことはなかなかできません。
犬と言っても家族の一員なので、もし犬に何かあったとき、あなたは悲しくなりませんか?
ですので、防犯対策の為に飼うということは、私はあまりおすすめできません。
しかし、もし二匹を元から買っていて、番犬向きの犬であれば、外出の際には、玄関と裏口の両方に居てもらいましょう!
その際は、出来れば外でなく室内にすると、犬にいたずらされる心配も少ないので安心です。
室内からでも、不審者がきた時に吠えてくれるだけでも、大きな防犯対策になりますよ^^
猛犬注意などの張り紙は逆効果
泥棒や空き巣に心理的脅威を与えようと考えて、「猛犬注意!」などの張り紙をする対策があります。
しかし、こちらは効果がありません。
それは、本当に猛犬を飼っているのであれば、いちいちそれを表記して貼る意味がないからです。
本当の猛犬であれば、そんなことしなくても、勝手に吠えてくれますよね?
ということは、空き巣には対策として張り紙をしているということを知らせることになります。
そうすると、逆に侵入しやすい家だと思われてしまい、入られる可能性が高くなるので、逆効果な対策はしないようにしましょう!
空き巣に入られた時にできる対応
空き巣にあった場合、なかなか出来ることは少ないように思うかもしれません。
というか、驚いてそれどころではなくなります。
しかし、ここで対応方法を知っておき、頭に入れておけば、いざというときに少しは対応できるかもしれませんので、ご紹介します。
しかし、これは最悪のパターンですので、一番の対策は、防犯をしっかりして空き巣に入られないようにすることが重要です。
捨て金を用意しておく
家の主要な場所や、台所の引き出しやテーブルの上などに、2000円くらいの「捨て金」を用意しておきましょう。
もし空き巣が家に侵入した際、お金がどこにあるかわからなくて、一銭も取れないということになれば、空き巣も人間なので腹を立てます。
そうすると、テレビなどの高価な物を叩き壊して、腹いせをする泥棒もいます。
「捨て金」をつねに家のどこかに用意しておくことで、それを見つければ一応は気が済み、出て行ってもらうための対策です。
それにより、高価なものを壊されたり、設備を壊されたりするのを防げます。
2000円ほどの捨て金より、テレビなどの電化製品や、設備を壊される方が、被害が大きくなり、修理に時間もお金もかかります。
もしものために、用意しておくといいかもしれません。
空き巣と遭遇した際の対応法
あなたが家にいる時に空き巣が侵入した場合、下記の事をよく覚えておいてください!
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騒がず、なるべく、顔をそらして黙っていてください!
騒いでしまうと、うろたえた泥棒が開き直り、「居直り強盗」に急変することがあります。
そうすると、状況によっては、大切な命まで奪われる危険があります!
もし、居直り強盗になり、お金を要求されたら、あるだけの金を渡しましょう。
命より大切なものはありません!
そして、なるべく相手を刺激しないようにして、家から早く出て行ってもらうように考えましょう。
しかし、実際その場になると上記のようなことはなかなか出来ません。
ですので、空き巣に入られないためにも、対策を万全にしておきましょう!
夜中に泥棒が入った場合の対応
夜間、寝ている部屋に空き巣が入ったことに気付いた場合の対応方法です。
もし、近くで物色している空き巣が見えても、眠ったふりをして騒がないことです。
そして、なるべく早く家から出て行ってもらいましょう。
最近は、空き巣や泥棒にも外国人の犯罪者も多いです。
その場合、刃物や拳銃を所持していることもあるので、さらに注意が必要です!
財産はいくら取られても、命にはかえられません!
絶対に相手を刺激しないようにしましょう!
空き巣対策の防犯方法まとめ
いかがでしたか?
せっかく建てた一戸建ての我が家に、空き巣なんてできれば来てほしくありません!
その為の対策をご紹介しましたので、ぜひ参考にして取り入れてみてくださいね。
そして日頃から、近所の家の方とはあいさつなどを交わし、なるべく仲良くしておきましょう^^
そうすれば、もし長期で家を空ける際にも、隣の家の人にお願いして、見えている新聞や牛乳などは抜いてもらうことができ、こちらもよい対策になります。
実際に空き巣に入られると、家の中がめちゃくちゃに荒らされるので、その後、生活するのにとても嫌な気分になります。
後で後悔しないためにも、出来る対策があればしておきましょう。
そして、新しい家で、安心できる快適な生活を送りましょう^^