小さい時にする習い事の中でも、特に人気があるのは「ピアノ」ではないでしょうか?
あなたも、早い場合には3歳や4歳くらいから習っていたという経験があるかもしれません。
もしその時に、あまり真剣に習わなかったということなら、
「ちゃんと続けておけば良かったなぁ・・・」
などと、感じているのかもしれませんね?
ピアノは、やはり流暢に弾けたらとてもかっこいいですし、楽譜を読んだり、両手で違う動きをしたりするのは脳の効果的な訓練にもなります。
なので、出来るようになっておくと、もしお仕事で「ピアノ」を使うということがない場合でも、とてもよい趣味の1つになるでしょう^^
とはいえ、まだ3歳、4歳という年齢では、大人になった時のことまでは考えていませんので、嫌になると「やらなくなる」のは、仕方ないことなのかもしれません。
気づけば我が子が練習しなくなっている・・・
なんてことが、今現在、あなたのお子さんにも起こっていませんか?
もし、お悩みなら、今日の記事を読んでぜひ実践してみてください!
今回の記事では、3歳、4歳くらいの「ピアノ」を習い始める時期にどんなことをすれば、お子さんが練習嫌いにならずに続けていけるのか?という対策を、5つご紹介します。
こちらを実践して頂くことで、「ピアノ」を習い始めたばかりのお子さんでも、嫌にならずにレッスンを続けれるようになれば嬉しいです^^
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※子供がピアノで楽譜を読むときのポイントは?学習方法も合わせてご紹介します
隣で一緒に居るようにすること
あなたがピアノを上手く弾けなくても、小さいうちは隣で一緒に居ながら、見ていてあげることがとても効果的です。
「早く練習しなさい!」
「練習したの!?」
などと聞くよりも、
「一緒に練習しよう」
と誘ってあげる方が、子供は喜びます。
ですので、「ピアノ」の練習が嫌になりません。
そして、お子さんが弾いている間も、不自然に笑ったり優しくしすぎる必要はありませんが、なるべく怒らないようにして、あなた自身も一緒に楽譜を見ながら、お子さんの練習に付き添ってあげましょう。
そして、たまには
「ここママはうまく弾けないんだけど、○○ちゃんはどうやって弾いてるの?」
など、お子さんが今習っている「ピアノ」のことを教えてもらうようにすれば、得意気になって練習にも熱が頑張って練習するかもしれませんね^^
無理に長い時間ピアノを弾かせないこと
「1時間以上練習する」なんてことを急にお子さんに求めても、すぐには出来ません!
まだまだ始めたばかりの、年齢も小さなときに出される課題は、先生も最初から難しい課題をだしてきて、時間をかけて練習しなければいけないという物は渡さないでしょう。
ですので、最初は「1日5分」など、短い時間を毎日継続して続けることが大切です。
そして、その際にはあなたも絶対に一緒にピアノに向き合ってあげてください!
その後慣れてきたら、徐々に7分、10分、15分と、長くしていくようにしましょう。
練習を、初めから無理に長い時間行うと、お子さんはまだうまく弾けないので「ピアノ」が嫌いになる原因になります。
ですので、お子さんの進行状況を見ていて、練習時間を変更していくことが大切です^^
ピアノの演奏会やDVDを鑑賞すること
目標になるような演奏を聞いたり、実際に手を見たりすると、子供ってやる気が出ると思いませんか?
ですので、演奏会やDVDを見せて、やる気を起こさせる事も必要です。
もちろん、CDでも良いですが、自分の目で手元や弾いている人の姿を見ることが出来るDVDや生の演奏会の方がより強く印象に残ります。
以前は、未就学児だとお断りされる演奏会が多かったのですが、最近では小さい子供にこそ興味を持ってもらえるように、未就学児でも入れるような演奏会も増えてきています。
他にも、お子さんが「ピアノ」だけでなく、いろんな音楽に興味があり、その中でも「ピアノ」よりも「ポップス」や「オーケストラ」に興味を示しているようなら、それらのコンサートに連れて行ってあげるのも、音楽を好きになってもらう良い機会になります。
いろんな生の演奏を聴くことにより、お子さんの音楽の感性を発達させることが出来るのではないでしょうか?
その為にも親子で、ぜひ一緒に出掛けてみましょう^^
親子で一緒に生の演奏を楽しむことで、お子さんの音楽の感性を高めることが出来るため、とてもおすすめです^^
他の子供と我が子を比べたりしないこと
プロのピアニストを目指してほしいなら別ですが、あなたのお子さんを他の子供と比べて、「ピアノ」の上達はどうなのか?などと気にする必要はありません。
ましてや、
「趣味でピアノや音楽をずっと続けてほしい」
「広い価値観を持ってほしい」
などの、お子さんにとってこれからの生活を豊かにしていくものの1つとして考えているのであれば、他の子供との優劣競争よりも、お子さんと「音楽」の関係を第1に考えてあげましょう!
親は一歩引いて見守ること
あなたはいつも、お子さんのレッスンについて行っていませんか?
できれば、親は付いていないほうがいいです。
理由は、練習中にあなたがいると、先生は大なり小なりあなたに気を使いますし、お子さんはは親のあなたが居ることで甘えがでてしまいます。
先生から来てほしいと頼まれた場合は、行くことも必要なのかもしれませんが、基本的には親が付いていくことは、メリットよりデメリットの方が多いのが事実です。
せっかく信頼して任せたのですから、先生を信じてレッスンの時間は預けましょう。
ただし、自宅ではレッスンから帰宅したお子さんに
「今日は何をしたの?」
などと、どんな様子だったのかを聞いてあげましょう^^
そして先生とは、連絡ノートなどで情報を交換することも大切です。
このようにして、あなたは1歩引いて見守ってあげましょう。
お子さんによっては、個人レッスンよりも集団レッスンの方が好きな子もいますし、先生の目指すところと、子供にやらせたいことにギャップがある場合もありますので、どうしても合わないと感じたら、教室を変えてみるなど、いろいろと考えて試すことも、大切な親の役目です。
一歩引いて見守ることにより、そのようなお子さんの状況をしっかり把握しておきましょう。
そして、お子さんが「ピアノ」を嫌にならずに、安心して続けられる様にしてあげたいですね^^
子供がピアノの練習をしない時の対策 まとめ
いかがでしたか?
今回は、お子さんが「ピアノ」を習い始めた際に、嫌になったときの対処法をお伝えしました。
小さい時の「習い事」では、どの「習い事」もそうかもしれませんが、辛い思いをさせるより、「楽しい!!」と感じる気持ちを経験させることがとても大切です。
「ピアノ」も、無理やり練習させて辛い思いをさせるよりも、まずは楽しませて、長く続けてもらえるように、あなたがお子さんをうまく導いて行ってあげましょう^^