もうすぐ、子供のピアノの発表会というとき・・・
もし、あなたの子供が、極度の緊張持ちなら、どうしますか?
せっかく今まで一生懸命練習してきたんですから、その成果を思う存分披露して欲しいですね?
でも、どうすれば子供の緊張をほぐせるのか・・・わからないのではないでしょうか?
親としては、何とかしてあげたい!と節に思うはずです。
そこで、今回の記事では、ピアノの発表会で子供が緊張するのはどうしてか?緊張する子供の特徴と、そのとき親が出来る対処法についてご紹介します。
ぜひ、こちらを参考にして、発表会前に緊張をほぐしてあげてくださいね^^
ピアノの発表会で子供が緊張する理由とは?
では、まずピアノの発表会のようなとき、どうして緊張するのでしょうか?
それは、主に下記のような原因があります。
1)親が期待しすぎている
「頑張って!あなたなら絶対に上手にできるから!」
と本人に過剰なプレッシャーをかけてしまうためです。
これでは、子供は「上手に弾かなきゃ!!」と思ってしまい、それにより緊張感が増します。
2)失敗を笑われたり、責められたりした経験がある
今までに、親や先生からできなかったことを、叱られたり、笑われたりした経験があるからです。
このような事があると、子供は、それがトラウマになってしまい、緊張しやすくなってしまいます。
3)成功体験がない
普段から成功体験を積み重ねていないという場合です。
成功を経験したことがないと、いざとういう時に「自分はできるんだ!!」というふうに、自分に自信を持つことが出来ず、自分自身を信じられないのです。
「緊張すること」は、決して悪いことではありません!
しかし、緊張から恐怖心を感じるのは自信の無さの表れです。
緊張する度合いというのは、子供によって違いますので、緊張は悪いことではないけど、緊張しないためには、何が必要か?ということを、子供に知ってもらうことが大切なのです。
そして、それを少しずつ、親が教えてあげましょう。
そうすれば、「たくさん練習したからきっと大丈夫!」と自信をもてる時が、必ず来ます^^
本番に強く緊張しなかったり、緊張を上手く味方にして実力を発揮できる子がいます。
そういう本番に強い子には特徴があります。
- 今までに成功体験がある
- 「大丈夫」と思えるだけの準備や練習をしてきた
- 落ち着いていて多少のハプニングにも慌てない
- 自信を持っている
緊張しやすい子供を緊張しないようにしたい場合、本番に強い子の特徴を知って、それに近づけさせてあげましょう!
それにはどうしたらいいのでしょうか?
ピアノの発表会で子供が緊張する時に親が出来る対処法は?
では、ピアノの発表会で子供が緊張しないようにするために、親が出来る方法についてご紹介していきます。
①普段から自信がつく言葉をかけてあげてください
発表するすぐ直前になって、「大丈夫よ。あなたはちゃんと出来るから!」と、声をかけてしまったら、過度のプレッシャーになります。
しかし、日ごろから少しの事、ささいな事でいいので、「よくできたね^^」と褒めてあげましょう。
そうすれば、「褒められた」事により、子供自身に少しずつ自信がついてきます。
また、失敗した時は、「今度はできると思うから、頑張ってね!」と声をかけてあげましょう。
失敗は決して悪いことではありません。
失敗して落ち込んでいるときに、親から信じてもらえるという事は、子供にとって、本当にとても嬉しいものなのです。
②緊張してしまったら、それをそのまま認めましょう
緊張しているときに、「頑張って!」「いつも通りにやれば大丈夫」という言葉は、子供の緊張感を、返ってあおってしまいます。
そういう時は、緊張していることを認めるように教えてあげましょう。
まだ小さいときの自分の子供をあやす時もそうしませんか?
まずは子供の言いたいことを聞いて納得してあげます。
それと同様に、
「ドキドキしちゃうね?」
「ちょっとくらい間違えても大丈夫だよ^^」
「いつものように弾けば、上手くいくと思うけどな~」
など、緊張がほぐれる言葉をかけてあげるのがいいでしょう。
③親自身は、リラックスしてどーんと構えていましょう
子供の前で、親が緊張してあたふたしてしまっていると、それが子供に伝染してしまいます。
でも、初めての発表会なので、親は子供以上に緊張してしまいますよね?
しかし、それを決して表に出さないようにして、リラックスしてドーンと構えましょう^^
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、子供がピアノの発表会で緊張する理由と、緊張しないようにするために親が出来る方法についてご紹介しました。
ただ、今回の内容は、ピアノの発表会だけに限ったことではありません。
子供の様々なお稽古事の発表会や、試験などにも同じことが言えます。
親が話す言葉には、子供に大きな影響があります。
間違えれば、過度なプレッシャーを与えることになりますし、上手くいけば、魔法の言葉のように、凄い力を発揮させてあげれることになるということをよく覚えておいてください^^
今回の記事を書いていてとても強く感じたのは、私たち親がとった少しの行動が、子供にとって、とても大きな影響を与えてしまうということです。
なので、子供にとってよい影響を与えられるように、考えながら、日々子育てしていきたいですね^^