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献血の基準って?厳しいの?海外ではどんな感じかについても

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この記事では、献血の基準や、その基準は厳しいのか、海外ではどんな感じなのか、についてご紹介します。

この記事を読むとわかる事!

    献血をする前の心構えとしての知識を知れる
    献血の基準や海外献血などの知識を得られる

「献血」という言葉を耳にすることが増えてきた昨今、駅の改札近くで献血の強力を求める方々が増えてきました。

この記事では、そんな献血についての基礎知識と具体的な基準を海外と比較しながら紹介します。

 

献血の基礎知識☆詳しくはどんなことをするの?

献血を行う人が健康であれば、その人が献血を行うことで不調になるということはほとんどありません。

しかし、体調が優れない状態で献血を行うと、体調を崩してしまうこともあります。そこで、献血を行うにあたって基準を作り、提供者と受給者が安心できる仕組みになっています。

さて、実際に細かい基準を見ていきたいところですが、そもそも献血がどういうものか皆さん知っていますか?

献血とは、健康な人から輸血を必要とする患者さんへと、血液を提供するボランティアです。

では、その献血に種類があるのはご存じでしたか?

 

献血の種類は?どんなものがある?

献血には大きく分けて2種類の方法が存在します。
名称は、「全血献血」と「成分献血」です。

以下、具体的に見ていきましょう。

 

献血の種類で全血献血ってなに?

漢字からも察することができるかもしれませんが、全血献血とは提供者の血液中の成分を全て使う献血のことを言います。

さらに、全血献血は200mlと400mlに分かれていて、年齢や体重によってどの量を提供できるかが決まります。

献血の種類の成分献血はどんなもの?

こちらの成分献血は、特定の成分だけを採血します。

具体的には、血小板成分献血と血しょう成分献血とに分かれています。

全血献血とは違い、血小板や血しょうなど必要な成分のみ取り出して赤血球は再び体に戻すため負担の少ない献血方法です。

また、量が全血献血とは異なり600ml以下と定められています。

献血の基準って?決まりはあるの?

次に、献血の種類別の具体的な基準について見ていきましょう。

献血の種類別の具体的な基準

画像引用:日本赤十字社:献血方法別の献血基準

 

以上の様に種類や年齢、体重によって献血の種類が決まります。
全血献血と成分献血について、大きく異なるのが献血の間隔です。

成分献血の場合、血小板提供であろうと血しょう提供であろうと、男女ともに2週間後から次回の献血が行えます。

次回とも成分献血ではなく全血献血を希望しても良いということです。

一方で全血献血は200ml献血の場合で男女ともに4週間後から、400ml献血の場合は次回が全血献血の場合、男性は12週間後、女性は16週間後となっています。

そして次回の献血は、成分献血の場合は男女ともに8週間後から献血に参加できるようになります。

 

献血は何のためにあるの?する目的は?

先ほども述べましたが、献血は健康な人から輸血を必要とする患者さんへ無償で血液を提供するというものです。
しかし、なぜ血液が必要なのでしょうか?

それは、生きていく上で重要な役割を血液が担っているからです。

例えば、実際に提供の対象となる血小板や血しょうの役割を見てみましょう。
血小板は、血液中最も少なくて小さい細胞です。
血小板の主な役割は損傷した際に止血を行うこと。皆さんも転んで腕や膝から血が出てきたことがあると思いますが、永遠と出るということはないですよね?

それはこの血小板がしっかりと働いてくれているからです。
けがをした部分にできる「かさぶた」も血小板に補われた血球成分の塊です。

血しょうは、血液全体の55%を占めていて、いろいろな機能を持った液体です。
タンパク質や脂質、ビタミンなどを含んでいて、病原体と戦って私たちを守ってくれたり、必要な栄養分を運んでくれたりしてくれます。

こういった体の中に本来あるものが足りない患者さんたちを助けるのが献血です。
上記を読めば血小板や血しょうの役割の重要性が理解できるでしょう。
もちろん、その他の赤血球や白血球も大変重要な成分です。

 

献血の基準は厳しい?海外と比較した時にわかったこと!

今まで日本の献血の基準について説明してきましたが、この基準は厳しいのか緩いのか、海外と比較していきましょう。

まずは全血献血の基準から見ていきます。日本では200mlなら16歳から、400mlなら18歳から提供可能となります。

英国やフランス、米国などは17-18歳から提供可能となっておりこの点では日本の方が基準は緩いと言えるのではないでしょうか。

しかし、米国の注目すべきところは提供者の年齢の上限がないことです。

高齢化が進む日本でも69歳までであり、他国はほとんどが65歳である一方でアメリカは上限なしということで、この点は海外(アメリカ)の基準の方が緩いと言えます。

次に、成分献血の基準の違いを見ていきましょう。

EUやフランス、米国などは血小板であろうと血しょうであろうと可能年齢が全血献血と同様です。

一方日本では、血しょうでは全血献血の400mlと同じ基準ですが、血小板は18-54歳という基準になっていて、日本の方が厳しいと言えるでしょう。

また、外国では未成年者が献血を行うとき、親の同意としてインフォームドコンセント書式が必要となります。

私は18歳の頃に日本で献血を行いましたが、親の同意書などは必要なかったと記憶しておりますので、この点は日本の方が緩いようです。

以上のことから、海外と日本の献血を見たときに、それぞれで厳しい点、緩い点があります。

これは国の法律や規律、考え方などに沿うため、どちらの方が厳しいとは言えないんだなぁと感じました。

 

理解しようとすると複雑な献血だけど私たちには欠かせないもの!

ここまで、献血に関する様々な知識を紹介してきました。

一読しただけですんなり入ったでしょうか?

献血は、提供者と受給者が安心できるように、基準をしっかりともうけて複雑化されていると考えます。

また、海外諸国と少しずつ基準がずれているのは体格や循環の仕方が違うからだと考察します。

アメリカ人の食生活を日本人がするとすぐに糖尿病になるという話を聞いたことがあるので、実際に消化の仕方などに違いが存在するのではないかと思いました。

仕組みや基準が分かっていなくても献血は受けられますので、皆さんもぜひ検討してみてください!