冬になると、あちこちでインフルエンザが流行りますよね。
そうなるとちょっとした発熱や咳でも怖くなってしまいます。
ほとんどの場合、インフルエンザにかかったかもと疑ったら、病院で検査をしますが、インフルエンザの検査って痛いから嫌だという子どもがたくさんいるそうです。
そこで今回の記事では、インフルエンザの検査って痛いの?検査の方法と、痛くない方法はないかについてまとめました。
こちらを読んで、インフルエンザの検査の時に少しでもあなたの子供の負担を和らげてあげられるといいなと思います^^
インフルエンザの検査が痛いのはなぜ?
インフルエンザの検査は通常、鼻の中にインフルエンザ検査用の細長い綿棒を入れて粘膜を摂取して検査をします。
鼻のかなり奥まで入れるので、大人でも痛いと思う人がいます。
なので、小さな子どもなら、それは、もうとても痛くていやがります^^;
鼻の奥に綿棒を入れて、粘膜を取る際、インフルエンザの菌が付着しているかどうかを調べるために、綿棒をぐりぐりとこねます。
それが痛いといわれる理由かもしれません。
子供の場合は、痛いと思う前に、鼻の中に何か入れられた!と怯える上、実際に痛いかもしれませんが、その前から痛みを感じるので、泣き出してしまうことが多いのでしょう。
インフルエンザの検査は痛みを伴う検査ですが、80~90%近い確率でインフルエンザにかかっているかどうかの判別ができるため、多くの病院では、この検査を行っています。
しかし、全ての人に痛みが伴うわけではありません。
鼻の中に綿棒を入れて粘膜を採取する際、上手なお医者さんだと、短時間で採取できるため、あっという間に終わってしまいます。
ですから、インフルエンザの検査は、必ずしも痛い検査ではないということになります。
例えば、注射でも、上手な人とそうでない人がいますね?
それと同じことなのです。
インフルエンザ検査 痛くない方法はある?
鼻の中に綿棒を入れられるのは嫌だという人はどうしたらいのでしょうか?
他の検査方法がないのでしょうか?
それが・・・あるんです!
鼻水でインフルエンザの検査が出来るんです!
じゃあ、痛くないなら、鼻水で調べてよ~と思いますよね?
しかし、この鼻水を採取する検査方法では下記のいくつかの注意点があります。
1)鼻水が出ていないと検査出来ない
確かにインフルエンザの症状で「鼻水」とありますが、中には鼻水が出ない人もいます。
鼻水が出ていなければ、この検査をすることはできませんので、その点は覚えておきましょう!
2)鼻の中に綿棒を入れて粘膜を採取する検査より、精度が落ちる
鼻の中に綿棒を入れて粘膜を採取する検査確率が80~90%とすると、鼻水での検査での確率は40%ほどです。
正確は診断ができないため、症状にあった薬を処方することが出来ません。
3)全ての病院がこの検査方法をしているとは限らない
通っている病院に連絡をして聞いてみましょう。
鼻水での検査でインフルエンザにかかっていないとわかった場合、当然風邪の薬を処方します。
しかし、もし本当にインフルエンザにかかっていたら、風邪の薬は全く効きません。
インフルエンザと風邪の症状はとてもよく似ていますが、処方する薬が違います。
お医者様としては、当然正確な病名の薬を処方しなければいけないので、鼻水での検査をあまりしたくないのでしょう。
子どもがインフルエンザの検査を受ける場合
痛い検査をさせるのは、可愛そうですが、やはり正確に判別できる鼻の中の粘膜を取る検査をお勧めします。
鼻の中に綿棒を入れたときに、子どもが嫌がって顔を動かしてしまうと、とても危ないです。
顔が動かないように、しっかりと押さえてあげましょう!
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、インフルエンザの検査を子供がするとき痛いのか?検査の方法と対処法についてまとめました。
インフルエンザの検査は痛いものと思われがちですが、上手な先生に検査してもらえば、痛くない場合もあります。
痛くはないが、正確な判別ができない鼻水検査をするのか、嫌がるかもしれないが、正確な判別ができる鼻の中の粘膜の検査にするのか・・・
どちらを選ぶかは、お母さんが決めてあげましょう!
そして、しっかりとインフルエンザかどうか判断してもらい、少しでも早く病気を治してあげたいですね^^