今年も花粉症の時期が近づいてきましたね。
毎年、私の周りでも、この時期は鼻がムズムズして、憂鬱になる人が多くなるように感じます。
私もいつもティッシュを大量に使ってしまい、鼻はカピカピになるし、時には鼻血まで出て本当に困ります^^;
昨年は私のこどもまで花粉症を発症してしまい、春先は家族揃って鼻水を出している状態でした。
2歳児くらいからの小さな乳幼児でも、花粉症を幼少期から発症することが増えてきていますから、親もケアがほんとうに大変です。
ただ、子供が花粉症なのかどうかって本当にわかりにくいところがあるので、それをどうやって見分けたらいいのか・・・
そして、花粉症の場合でも子供と大人での違いってあるのか・・・
いろいろと知らないことが多くて悩みますよね?
そこで、今回の記事では、花粉症の症状のチェックの仕方と花粉症と風邪との違い、さらに、大人と子供での違いについて詳しく解説していきます。
もし、あなたの子供が鼻や目に違和感を感じているようなら、こちらで花粉症チェックをしてみてくださいね^^
花粉症の症状 チェックする項目は?
では、まず花粉症の症状をチェックする項目についてご紹介します。
基本アレルギーには通年性のものと、季節性のものがありますが、花粉症は季節性のものにあたります。
花粉は年間を通して飛散していて、下記のようにいろいろな植物から出ています。
特に一番多いとされているのがスギ花粉です。
ただ、それ以外の花粉もありますので、自分がどれでアレルギー反応が出たのかについて知りたい場合は、耳鼻科などで調べてもらってください。
そして、花粉症は、花粉が飛散する時期に症状が現れるのですが、主な症状としては、下記があります。
□くしゃみ
□鼻づまり
□鼻水
□咽頭部のかゆみ
□目の痒み
□皮膚炎
□頭痛
この中のある程度に当てはまる場合、または、ほぼすべての症状が出ている・・・という場合は、花粉症を疑ったほうがいいでしょう。
すぐに「花粉症」かどうかを知りたい場合は、耳鼻科を受診して調べてもらうといいですね^^
また、そのときにアレルギーの原因なども調べてもらうことが出来ますので、気になる場合はそちらも併せて診断してもらいましょう^^
花粉症と風邪との違いは何?
次に、花粉症と風邪との近いについてご説明していきます。
もし花粉症を発症していれば、耳鼻咽喉科を受診するべきなのですが、先ほどのチェック項目を見ると、風邪の症状と似ている部分がありますよね?
鼻水は出るけれど、風邪かもしれない・・・と悩んでしまう場合には、次の花粉症と風邪の症状の違いを確認してみてください。
そして、花粉症の症状に近い場合は、耳鼻科で調べてもらうようにしましょう。
花粉症の場合・・・アレルギー性の鼻炎は朝方に鼻のつまりを感じることが多いです。
風邪の場合・・・時間帯問わず、一日中ずっと鼻づまりを感じます。
花粉症の場合・・・アレルギー性鼻炎の鼻水はサラサラとした透明の鼻水が出ます。
風邪の場合・・・色は黄色で、粘り気のある鼻水が出ます。
花粉症の場合・・・アレルギー性鼻炎の人は発作的にくしゃみを連発することが多いです。(私の場合、くしゃみ10連発なんてザラですよ。)
風邪の場合・・・出たとしても数回で収まります。
もし、あなたの子供が、
◆鼻や目をしきりに触っている
◆風邪に似たような症状が出ていても熱がない
というような状態なら、花粉症を疑って一度耳鼻咽喉科を受診することをオススメします。
花粉症は大人と子供で違いはある?
最後に、花粉症になったとき、子供と大人との違いはあるのかどうかについてご説明していきます。
初めに、私の子供も花粉症を発症したと話しましたが、子供の花粉症は年々増えてきています。
そして、子供が花粉症になった場合、症状を上手く伝えることができずに、親が見落としがちです。
万が一あなたの子供が発症しても早めの対処ができるように、日頃から親がキチンと観察しておくことが重要ですね^^
花粉症の症状としては、大人も子供も基本的には同じですが、子供の場合、鼻が大人よりも小さいので、すぐに鼻づまりをおこします。
鼻がつまると花粉が入りづらくなるので、くしゃみは比較的大人よりは少ないのですが、無意識に口呼吸をするようになります。
もし、幼児の口が常に空いているようなら、鼻づまりを起こしている可能性が考えられます。
そして、鼻水は大人に比べて少し粘り気があるので、風邪と間違えやすいので、注意が必要です!
また、子供の場合、高確率で目の症状も発症するケースが高いので、目を擦っていたり、目が充血していたりする場合は、花粉症を疑ったほうがいいですね。
ちなみに我が家の場合も、子供のまぶたの腫れが酷かったので、花粉症の発症にいち早く気づくことができました。
以上のことを踏まえて、花粉が飛びやすい時期には、子供の体調や機嫌をよく見ておくことで、花粉症の発症チェックがしやすくなりますよ。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、花粉症をチェックする項目についてと花粉症と風邪との違い、さらに、花粉症での子供と大人との症状の違いについてご説明しました。
再度まとめると、
大人でも辛い花粉症ですが、子供が発症した場合、大人と違って、自分では体の不具合や症状に対処ができませんから、親が注意深く観察しておくことが大切です。
花粉症はアレルギーの一種ですから、症状の緩和ができても完治することは難しいです。
発症しないことが一番ですが、花粉症は今や4人に1人が発症している国民病となっていますので、中々食い止めることは難しいでしょう。
なので、万が一ご自身や子供、家族の方に疑わしい症状が現れたら、出来るだけ早く専門医に見てもらってください^^
そして、出来ればそのときに「どの花粉からアレルギーが出ているのか」についても、調べてもらうようにするといいですね。
花粉症はほんとうにつらい病気です。
私は高校生くらいからかかりましたが、それ以降ずっと花粉症と付き合ってきていて、本当に毎年春が憂鬱です^^;
ですので、一番良いのは発症しないことですが、それは個人差があり、ならない様にするのは難しいので、あなたがしっかりと子供の様子を見るようにして、疑わしい場合は、すぐに子供を耳鼻科へ連れて行くようにしましょう。