可愛い子供の卒園式の日に、着物を着ていくことに決めたら、天候についてもしっかりと考えておきましょう^^
特に、3月は春のイメージですが肌寒い日も多いです。
それに、もし、卒園式当日に大寒波でとても寒くなるという事も考えておかないといけません^^;
こういった予想外のことが起きる場合の為にも、いろいろと用意が必要ですね。
着物なので、スーツやワンピースよりは暖かそうではありますが、やはりまだまだ寒いです。
そんなときのために、防寒の準備をしておきましょう。
そこで、今回の記事では、寒い卒園式の日に着物を着た時の対処法や羽織を選ぶときに気を付ける事、さらに、卒園式のストールなどのおすすめアイテムを6つご紹介します。
卒園式には、出来れば少しでも暖かく、晴れた良い日になってほしいですが、気候だけは予想がつきませんので、万全な準備をしておきましょう^^
☆関連記事☆ 卒園式の着物のマナーについても!
卒園式の着物 寒いときの対処法は?
では、初めに卒園式で着物のとき、寒い場合の対処法についてご紹介します。
冬の寒い時期に着物を着る場合の対策の一つとして、「着物の中に防寒着を着る」という方法があります。
和装肌着なども探せば、洋服と同じで暖かい素材のものもありますが、その和装肌着をつける前に、洋服の時に着る「ヒートテック」などの防寒肌着を用意しておきましょう。
また、着物は下から風が入るため、足元を保温するのも大切です。
・足袋を二重にする
・膝下(ひざした)までのストッキングを履いてから足袋を履く
などの防寒をしておくといいですね^^
他にも、着物を着るときは、草履を履きますが、草履は足袋がむき出しのため、とても冷えます。
冬に草履を履く際は、つま先にビニールフードを付けた「雨草履」を履くことをお勧めします。
つま先にあたる冷たい空気をシャットアウトするので、冷え対策になりますよ!
指先やつま先など、先端部分は冷えやすいですので、しっかりと防寒しておきましょう。
そして、着物のみでは寒い場合は、羽織、ショール、ケープ、ポンチョ、和装コート、道行などがあると便利です。
洋服のように厚手のコートではありませんが、そもそも着物がスーツやワンピースより暖かいので、一枚上に羽織るものがあるだけでも、暖かさが違いますよ^^
卒園式の着物で羽織を選ぶときに気を付ける事はある?

次は、卒園式に寒い場合、着物の上には「羽織」を着ますが、その時に気を付ける事をお話しします。
まず、卒園式の主役は子供たちなので、親が目立つことはよくありません。
多くの園児のお母さんが、着物を着て参加の場合なら、着物着たことで目立つことはありませんが、そうでない場合は、着物を着ているだけでどうしても目を引いてしまうでしょう。
なので、アウター使用する場合にも、着物と同様に、派手な色は避けましょう。
また、成人式などで使用するような白いショールや、白いファーのついたようなものは、見た目が派手なため、できればやめておきましょう。
卒園式の着物 ストールおすすめはこの6つ!

最後に、卒園式で寒い場合、着物の上に羽織る「ストール」類についてのおすすめを6つご紹介します。
寒い日の防寒対策には、アウターはかならず必要です。
こちらを参考に、あなたが良いなと思うものを探してみてくださいね^^
もし着物をレンタルする場合は、念のため一緒にレンタルしておくことをおすすめします。
羽織

着物を着るうえで、最も一般的なアウターになります。
種類も豊富で、いろいろな形が出ています。
例をあげると、下記のようなものがあります。

↑こちらは、着物と洋服兼用の羽織です。
今は、このようなものも出ているんですね^^

式典には、↑のようなシンプルなものがおすすめです。
卒園式以外の着物をきる場合にも使えるような、羽織を選ぶといいですね^^
ショール

着物専用ではありませんが、肩回りに一枚あるだけで暖かさが違います。
ショールを使用する場合は、黒や茶色、またはベージュなどが良いでしょう。
成人式で使う、羽を使った白いショールは、派手過ぎるのでいけません。

↑こういったショールを1枚もっているととても便利ですよ^^

少しラメが入っているものも着物に合います。
シンプルで落ち着いた色合いを選びましょう^^
ケープ、ポンチョ

落ち着いた色や柄であれば、ケープやポンチョもいいですね^^
しかし、どうしても少しカジュアルになりがちなので、あまり卒園式には向かないでしょう。
どうしてもポンチョが良い場合は、↑のような落ち着いたものを選びましょう。
和装コート

ほとんどの場合、洋服のコートと同じ素材で作られていますが、着物に合わせて衿周りや袖周りがゆったりと作られていますので、着ていて楽です。
また、背中周りや帯があることを考えて作られているため、全体的に余裕があります。
羽織やショールでは寒い・・・という場合には、
和装コートを探してみましょう。

探していると、↑このようなかわいい感じのものもありました^^
これくらいなら、シンプルなので着物の上に来ても目立つこともなく、上品に見えます。

↑のような雨コートというものもあります。
こちらを着れば、着物が濡れなくてすみます。
せっかくの卒園式に雨がふっていて、着物がびちょびちょだと恥ずかしいですよね^^;
雨になりそうな場合は、こういったものを合わせて準備しておくと、心強いでしょう。
道行

衿が四角く開いている和装用コートです。
デザインや素材によっては、レースなど透け感があるものもあります。
必ずしも冬用のアウターではないので、時期に合わせたものを選ぶ必要がありますね。

↑こういったものだと、シンプルですので良いですね^^
手袋

防寒するとき、着物のアウターも大切ですが、手袋も忘れないでください。
着物は袖口が大きいため、風が袖から着物中に入ると、体が冷えます。
できれば肘までの手袋を使用して、腕が冷えないようにしましょう。

今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、卒園式に着物で行く時に寒い場合の対策と羽織について、さらに、ストールのおすすめも6つご紹介します。
卒園式で着物を着ることを選ぶと、スーツやワンピースを選ぶより用意しなければいけないことが多くあります。
卒園式は3月ですが、まだまだ寒い日が続く時期なので、防寒対策を忘れずに、暖かい恰好で、卒園式に参加してくださいね。
着物を着て卒園式に参加した翌日、体調を崩してしまうということがないようにしてください。
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