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喪中と忌中とは?四十九日とは?初詣に行けないのはどうしてかについても詳しく解説!

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身内に不幸があったときによく耳にする「喪中」と「忌中」という言葉ですが、どのような違いがあるかご存知ですか?

 

また、四十九日(しじゅうくにち)いう言葉もよく聞きますが、この意味についても、あなたはちゃんと説明ができますか?

 

日本はいろいろな行事や、習わしがあり、神様も仏様もいますので、そのすべての内容を知っておくことは、専門家でもない限り、難しいでしょう^^;

 

しかし、少しでも覚えておくことで、いざというときに、役に立ちます!

 

 

今回の記事では、喪中と忌中の違いについてと、四十九日とはどんな日のことなのか、さらに、喪中に初詣に「行けない」のはどうしてかについても、詳しくご説明していきます。

 

身内に不幸があった時に戸惑わないように、しっかり把握しておきましょう^^

 

 

 

☆関連記事☆ 喪中の時の初詣のルールについては、こちらからどうぞ^^

喪中での初詣 ルールは?期間は?何親等まで入るの?

 

 

 

喪中と忌中の違いとは?

 

「喪中」と「忌中」の違いについて説明していきます^^

 

 

「喪中」とは、家族や親族が亡くなった際、故人を偲び、慎ましい生活を送る期間のことを言います。

一般的に喪中の期間は1年間とされています。

 

 

「忌中」とは、家族や親族が亡くなった際、死の穢れ(けがれ)を他の人に移さないように、身を慎む(つつしむ)期間のことをいいます。

 

 

この期間は宗教によって違います。

 

仏教では49日、神道では50日、キリスト教では1ヶ月、「忌明け」とされています。

 

つまり、故人が亡くなってから1年が喪中期間であり、忌中は喪中期間の最初の49日(50日)とされているのです。

 

 

喪中期間は、慶事や祭典を主催しないということになっていますが、正しくは「忌中」です。

 

ここがよく勘違いをされるところなので、しっかりと覚えておきましょう。

 

 

 

喪中のときの四十九日はどんな日なの?

 

 

四十九日(しじゅうくにち)を簡単に説明すると、

四十九日を境(さかい)に、この世に残っていた故人(こじん)の魂が、次の世に旅立つ日

という意味です。

 

 

ちなみに、四十九日(しじゅうくにち)とは、仏教においての法事の種類になります。

 

仏教では、人は四十九日までは、故人の魂の行先が決まっておらず、現世とあの世の間をさまよいながら、七日ごとに閻魔大王らに十王によって裁かれます。

 

その裁きの七回目が四十九日目となり、四十九日(しじゅうくにち)というのは、裁きが下された後、あの世の決められた行先に向かって旅立つ日となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

喪中に初詣に行けないのはどうして?

喪中での初詣に行けないのはどうして?

 

喪中期間なら、「初詣に行けない」ということはありません^^

 

初詣に行ってはいけないのは、「忌中」の期間だけです。

 

 

忌中(きちゅう)とは、先ほど説明したように、仏教では49日、神道では50日、キリスト教では1ヶ月とされている期間のことです。

 

そして、初詣に行けないのは、神社への初詣の場合です。

お寺への初詣は問題ありません^^

 

神社への初詣に行くことは避けたほうがいいのがどうしてか?というのは↓を読んでみてくださいね^^

喪中の初詣 参拝は?神社は?鳥居はくぐっていいのかも解説!

 

 

日本の多くは、神仏習合(しんぶつしゅうごう)です。

 

そのために、お葬式は仏式なのにも関わらず、初詣には神社に行くというような場合も多いですね^^;

 

そもそも自分がいつも初詣に行く場所が、お寺なのか神社なのか、よく知らないということも多いのではないでしょうか?

 

そして、「身内に不幸があった喪中期間だけは、初詣にはいけない」と、勝手に自分の中で、解釈(かいしゃく)して、誤解しているのです(;^ω^)

 

そうならないように、今からでも、しっかりと、喪中と忌中の違いを知っておきましょう!

 

そうすれば、

☆忌中(きちゅう)の間は神社に初詣に行くことはできないから、お寺へ初詣に行く

☆神社へ行きたいので、忌中(きちゅう)が明けてから初詣に行く

 

などのように、あなた自身で選択することができます(‘ω’)

 

 

これを機に、いつも自分がいく初詣の場所は、神社なのかお寺なのか調べておき、いざというとき、焦ることがないようにしておきましょう。

 

 

 

今回のまとめ

 

いかがでしたが?

 

今回は、喪中と忌中の違いと、四十九日とはどういった日のことなのかについて、さらに、喪中に初詣に「行けない」のはどうしてかについても、詳しくご説明してきました。

 

 

「喪中」と「忌中」の違いをしっかり理解できたでしょうか?

 

喪中よりも、忌中(きちゅう)の期間に避けておいたほうがいい行事はありますので、しっかりと覚えておきましょう^^

 

 

忌中の間は行事を避けた方がいいのですが、喪中の期間は、家族の相談の上、期間や慶事・祭事を執り行うかどうかを、話し合って、決めてもいいと思います。

 

喪中は、故人を偲ぶ(しのぶ)期間で間違いはないのですが、今、生きている人たちが、その悲しみにいつまでも暮れることなく、前を向いて生きていかなければいけないと考える期間でもあるからです。

 

 

喪中と忌中(きちゅう)の違いがわかると、自分が喪中のときにどうすればいいのかわかりますので、ぜひ、覚えておきましょう^^