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パリの朝市での買い物の仕方は?留学中の私が解説します!

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フランスでは色々なところで朝市が開かれています。

 

パリのような大きい街だと、各地区、各町のいたるところで市場を見かけることが出来るので、観光の合間に眺めてみるのも楽しいのではないでしょうか?

 

スーパーなどでワインを買って、市場のお惣菜とパンを買うだけでも、十分ご馳走になります!

 

市場の種類も朝市の他にも、

  • おしゃれな雑貨や古道具が並ぶ蚤の市
  • 花や本、小鳥など、特定のモノだけに特化した専門市

などなど、市場の種類も豊富です。

 

 

今回の記事では、留学中のわたしが実際に現地から見ている、朝市とは何か?朝市での値段や買い方について詳しくご紹介します!

 

 

 

 

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パリの朝市とはどんなもの?

 

朝市とは、主に食料品を扱う市場です。

 

取れたての野菜や果物、新鮮なお肉や魚、手作りのチーズやお惣菜などなど、専門の屋台が並んでいます。

場所によっては、雑貨などのお店が出ていることもあります。

 

食事が出来る場所があるような大きなところもあれば、地元の人のためのこぢんまりとしたところまでと、さまざまな規模があります。

 

そして、パリには約80ヶ所の朝市があります。

大体が、朝7時から始まり、終わる時間は13~15時くらいです。

室内型の市場であれば、夜19時頃まで営業しているところもあるんですよ!

 

朝市での品物の値段はどれくらい?

鮮度が高いものを売っている分、少しスーパーマーケットより高い値段設定になっていることが多いです。

 

といっても、フランスの食料品は日本に比べると安めなので、手が出ないほど高いということはありません。

また、フランスではBIO(=オーガニック)の食品が人気で、このBIO食品のみを限定して取り扱う市場もあります。

少し値段が高いかもしれませんが、味が良いですし、健康にも良いのでとても人気がありますよ^^

 

朝市での品物の買い方のポイントはこれ!

見るだけじゃなくて、せっかく来たなら買ってみたいですよね?

そんな人のために、簡単に出来る買い方のポイントを、詳しくご説明します。

 

まずは挨拶をしましょう!

市場だけでなく、スーパーのレジでもですが、フランスでの買い物は、相手の目を見て挨拶することから始まります。

 

Bonjour!」 ボンジュール!

と元気にあいさつしましょう^^

 

  • 相手が女性の場合→「Madame」マダム
  • 相手が男性の場合→「Monsieur」ムッシュー

 

上記をあいさつの後ろにつけて、

Bonjour, Mad、ame!」

「Bonjour, Monsieur!

と挨拶してくださいね^^

 

品物を注文しましょう

では、実際に品物を注文してみましょう!

 

野菜や果物であれば、直接手に取ったり、お店の小さなバスケットに必要な分だけ入れます。

 

そして、

「S’il vous plaît」シル・ヴ・プレ(お願いします)

というだけでも購入できます。

 

あるいは、商品を指さしてでも注文できますし、

「Je prends ça」ジュ・プロ(ホ)ン・サ (これください)

などでも通じます。

 

フランス語の「r」は日本人にとっては発音が難しいのですが、ポイントは、「痰が絡んだときの咳をする感じ」で発音します。

 

 

他にも、お肉やパテ、ハムなどを切ってもらい購入する場合は、

「数」+ tranche (トランシュ) + de + 「モノ」

で注文します。

 

 

例文として・・・

 

「ハムを1切れ下さい」

「Une tranche de jambon s’il vous plaît

ユヌ・トランシュ・ドゥ・ジャンボン シル・ヴ・プレ

 

「田舎風パテを3切下さい」

「Trois tranches de pâté de campagne s’il vous plaît 」

トロワ・トランシュ・ドゥ・パテ・ドゥ・カンパーニュ シル・ヴ・プレ

 

 

上記のような言い方で注文しましょう!

 

注文する時のコツは?
  • を表す

1(ユヌ/アン)・2(ドゥー)・3(トロワ)などの数字(できれば100まで)

 

  • 単位を表す

tranche(~切)・kilo(キロ)・gramme(グラム)・poignée ポワニェ(一掴み)

 

などの数字や単位を覚えて、組み合わせると使う時にとても便利ですよ^^

 

(試食する)

※こちらはない場合もあります。

 

特にチーズ le Fromage を買うときにはお店の人から

「Vous voulez goûter?」 ヴ・ヴレ・グテ?(試食してみたいですか?)

と聞かれることがあります。

 

また、自分から試食してみたいときは、

「Je peux goûter?」 ジュ・プ・グテ?(試食できますか?)

と頼むと試食できます。

 

もちろん、試食は常識の範囲内でお願いしましょうね^^

 

お会計をします

注文をしたら最後にお会計をします。

 

お店の人が、

「Vous voulez autre chose?」 ヴ・ヴレ・オートル・ショーズ(他にいるものは?)

と聞いてきたら、

Non. C’est tout.」 ノン・セ・トゥ(いいえ、以上です。)

と答えてください。

 

または、

「Ce sera tout ?」 ス・スラ・トゥ?(以上ですか?)

と聞いてきたら、

Oui, c’est tout.」 ウイ ノン・セ・トゥ (はい、以上です。)

と答えます。

 

そうすると、代金を要求されます。

 

その場合、注文の時と同様に、数字を聞き取れると便利です。

 

注意すること

市場のお店の中には、クレジットカードを受け付けていないところがありますので、現金の準備をしておくことをおすすめします。

 

でも、くれぐれもスリには気を付けてくださいね!

 

帰りも挨拶をしよう!

最後は、挨拶をしてお別れしましょう!

 

「Merci!Au revoir!」 メルシー・オウ・ルヴォワー(ル)

が使いやすいかと思います。

 

その後ろにプラスして、

「Bonne journée.」 ボン・ジュルネ (良い1日を!)

もよく使います。

 

お店の人から「Bonne journée」と言われた場合は、そのまま同じ言葉で返してもいいですし、

Á vous aussi!ア・ヴ・オッシ!」(あなたもね!)

と返すとよりスマートです。

 

 

 

以上が買い物の流れとなります^^

是非一度、パリに旅行に行った際は試してみてくださいね!

 

パリ朝市についてのまとめ

フランスの市場は、ただの買い物の場所というよりは、生産者と消費者の交流の場所という面を持ちます。

これはフランス独自の文化です。

 

フランス人は皆、市場での会話を大切にして楽しんでいます。

また、市場で買い物しているときは、英語の通じない人と話すことが多いので、フランス語を少し勉強していくと、より楽しむことが出来ますよ!

 

もしうまく話せなくても、買い物前後の挨拶をするだけでも、お店の人も感じよく接してくれるでしょう。

 

ぜひ、パリへの旅行の際には、市場を利用してフランスの食文化を楽しんでみてくださいね^^