皆さんはインフルエンザの予防対策として何をしていますか?
うがい・手洗いはもちろんのこと、予防接種は毎年しっかり受けていますか?
→うがい・手洗いの正しいやり方って?
インフルエンザにかからないためにも、やっておきたい予防接種ですが、いつ頃受けるのがベストなのでしょうか?
また、インフルエンザワクチンにはどんな種類があるのか、気になりませんか?
これから予防接種を受けるかもしれないのであれば、知っておくと、なんだか安心できませんか?
そこで、今回の記事では、インフルエンザワクチンの種類と、接種時期はいつが良いか?について詳しく解説していきます!
また、インフルエンザ予防接種の料金についてもまとめましたので、「受けてみたいけど、料金が高いとな・・・」と悩んでいる場合は、こちらも合わせて読んでみてください^^
☆インフルエンザの予防、どんなものがある?
→毎日食べている食材で、インフルエンザの予防に良いものってあるの?
インフルエンザのワクチンの種類は?どんな型がある?

そもそもインフルエンザの流行る型は毎年違うってことをご存知でしたか?
流行る型に合わせて、インフルエンザのワクチンは毎年作り替えられていています。
日本の国立感染症研究所をはじめ、専門家達が国内の流行や世界重の最新の情報を元に、ワクチン株を決定しています。
このワクチン株ですが、従来は3価型のワクチンが使われていたのですが、B型株が1種類しか含まれていないため、違う系統が流行した場合に効果が低い可能性がありました。
そこで、2015年以降、A型(H1N1)、A型(H3N2)、B型(山形系統)、B型(ビクトリア系統)の4価のワクチンが作られ、より多くの種類のウイルスを予防できるようになってきたんです。
ここ数年、新型インフルエンザも出てきていて、早い時期からの感染者も確認されているので、予防接種を早めに受けることを勧める病院もあるようですね。
今年、流行が予想されている型は以下の通りです。(※2017年現在の情報です!)
★A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR_180)(H1N1)pdm09
★A/Hong Kong(香港)/4801/2014(X_263)(H3N2)
★B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
★B/Texas/2/2013(ビクトリア系統)
出典:国立感染症研究所
今年(2017年)は、早い時期からインフルエンザ感染者が確認されていて、この全てのウイルス型に注意が必要との声が出ています。
ここ数年では、新型インフルエンザも出てきていますから、予防接種を早めに受けることを勧める病院もあるようです。
インフルエンザの予防接種の時期は?

だいたい10月過ぎから予防接種の受付を始める病院が多いのですが、実際にいつ頃受けるべきでしょうか?
せっかく受けるなら、一番インフルエンザが猛威を振るう時期に効果が出ていてほしいですよね?
ワクチンの効果は、「接種後2週間頃~おおよそ5ヶ月間」続きます。
インフルエンザが流行り出す時期が大体12月以降だと考えると、ズバリ、11月の中旬~終わり頃に予防接種を受けるのがオススメです。
ただし、今年はインフルエンザワクチンの製造が遅れたせいで、ここ数年で一番ワクチンが少ない状況のようです。
医療機関によってもワクチンの保有数はまちまちなので、それを考えると、もし予防接種を受けたい場合は、今年は早めにワクチン接種をしてもいいかもしれません。
今年はワクチン量が少ない関係で予防接種を早めた方が良いと書きましたが、そこまで不安に感じる必要はありません^^
「ワクチンが無くなるかもしれない!」と、体調が万全ではないのに予防接種を急いで受けようとする事の方が良くないので、その辺は、自分の体調と相談して、健康な時に打ちましょう!
厚生労働省が出しているワクチンの出荷数を見ても大幅に供給数が足りないという訳ではないので、慌てる必要はそこまでありません。
しかし、もし予防接種を打とうと思っている場合には、インフルエンザが流行りだす12月前までには打っておくことをおすすめします^^
インフルエンザの予防接種の料金と会社負担はあるの?

インフルエンザの予防接種は自由診療になるので10割負担が基本です。
ここでビックリなのが、予防接種の料金設定は医療機関ごとに設定できるので、一律何円と言えないことです^^;
つまり少し高い病院もあれば、安く予防接種が受けられる場合もあるということです。
全国的に見ると平均で3,000円くらいの料金設定が多いようですね。(上限は5,000円くらいでしょうか。)
ただし、13歳未満の子供については、2回接種が薦められているので、6000円~7000円の負担になりますので、覚えておいて下さい!
ちなみに、65歳以上の高齢者の場合、自治体から補助金が出る可能性があるので、無料~2000円で受けられることが多いようです。
他にも、会社勤務をしている場合には、会社が予防接種の料金を負担してくれることもあります。
加入している保険組合によっては、補助金が出ることがあるためです。
ですので、自分の勤め先や、加入している保険組合に一度確認してみましょう!
ちなみに、うちの主人の場合は、無料でした!
さらに、お友達の旦那様の会社では、勤め人本人以外に、家族も皆予防接種が無料になった、なんて話も聞きましたよ^^
もし、社内で予防接種が推奨されている場合は、補助制度があるかもしれませんので、しっかりと確認してから、予防接種を受けたいですね!
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、2017年のインフルエンザの流行型や予防接種の時期、料金と会社での負担はどうなのか?についてまとめました。
おさらいとして、2017年のインフルエンザの流行型は、下記になります。
★A/Singapore(シンガポール)/GP1908/2015(IVR_180)(H1N1)pdm09
★A/Hong Kong(香港)/4801/2014(X_263)(H3N2)
★B/Phuket(プーケット)/3073/2013(山形系統)
★B/Texas/2/2013(ビクトリア系統)
出典:国立感染症研究所
このすべてに注意が必要です。
そして、予防接種は、11月の中旬~終わり頃に受けるのがオススメです。
受ける場合は、会社の加入保険での補助制度があったりすることもありますので、予防接種を打つ前にしっかりと確認しておきたいですね。
インフルエンザの予防として、ワクチン接種をしたい場合は、遅くても12月上旬までに打ち、周りでインフルエンザ感染者が出る前に済ませておきましょう^^