赤ちゃんは可愛いものです。
よちよち歩きができるようになると、大好きなお母さんに近付きたくて一生懸命な姿を見せてくれます。
あまりの可愛さに頬擦りしたくなる気持ちもわかります。
けれど、ぐっと顔を近付けてみると、違和感を覚えるお母さん達もいらっしゃいます。
鼻を刺激するつんとしたニオイ。
赤ちゃんを抱き上げて、お母さんは確信します。
「この子の口が臭い?!」
そんな相談しにくい悩みをお持ちのお母さんが、実はかなりいます^^;
そこで、今回の記事では、赤ちゃんの口が臭い理由や、唾が臭い時の対処法、さらに赤ちゃんの口臭ケアについても詳しくご紹介します。
可愛い赤ちゃんですが、そんな赤ちゃんの時から口が臭かったら・・・^^;
ママはかなりショックですよね~うちもそうでしたから。
そんなときは、ぜひこちらを参考にして、少しでも乳幼児の口や唾の匂いが軽減されればいいなと思います^^
赤ちゃんの口が臭い?その理由とは?
では、まず、赤ちゃんの口が臭い理由についてお話ししていきます。
人間には誰しも臭いがありますよね?
人によって気にならないだけで、皆さんも持っているそれぞれの臭い・・・そのなかでも、人が不快に感じる口の臭いのことを「口臭」と呼びます。
赤ちゃんの口臭にもはいくつかの原因があり、日常の些細なことがきっかけで起こります。
赤ちゃんの歯が生え始め、離乳食にチャレンジする時期になると、お母さんが口に運ぶ離乳食を、生え始めの乳歯を使って噛み、飲み込みます。
しかし、生えそろっていない歯のすき間や舌に、食べカスが残ってしまいます。
また、顎の発達も弱く、食べこぼしも起こります。
そうした食べカスや食べこぼしが、口内の細菌を繁殖させ、口臭の原因に繋がります。
他にも、離乳食を始めると、赤ちゃんのよだれの量が増えます。
それは、食べ物を消化するために唾液が増えるからです。
けれど、まだよだれを飲み込むことを覚えていないために、外へ垂れ流しになってしまいます。
そのよだれが、乾くと独得のニオイを発します。
また、大人と同様に口が乾燥すると臭ってきます。
仰向けで眠る赤ちゃんは、口が半開きになりがちです。
そうすると唾液の量が少なくなり、細菌の繁殖が促されてしまいます。
ですので、こまめに水分補給を促すなど、口を潤してあげてください。
さらに、市販のおやつの食べ過ぎがニオイの原因になることもあります。
糖分の多いものばかり食べると虫歯になるように、いくら赤ちゃんだといっても、口の中で虫歯は起こります。
そして、虫歯も口臭の原因になります。
しかし、日常的な原因の他にも、鼻の中で膿が溜まり炎症が起こる病気(蓄膿症)や、内臓に何らかのトラブルが生じている可能性もあります。
ただの口臭ではない場合もありますので、もし赤ちゃんの異変に気付いたときは、いち早く医療機関に相談するようにしてくださいね!
赤ちゃんの唾が臭いときの対処法は?
↑でいくつか挙げた口臭の原因の一つの「よだれ」がやはり一番多く、お母さんたちが「くさい!!^^;」と思うのではないでしょうか?
ですので、赤ちゃんの唾が臭いときの対処法をご紹介していきますね~
まずは、赤ちゃんの口周りに付いたよだれの匂いや、よだれ掛けに染み付いた臭いの対策です。
一番いい対策は、やはり、よだれをこまめに拭き取ることです。
口周りがかぴかぴに乾く前に、口周りを拭ってあげましょう!
乾いた後になると、ごしごしと強い力で拭きとることになり、赤ちゃんの肌への負担も大きくなります。
また、よだれ掛けを頻繁に替えてあげることで、よだれ掛けの臭いも無くなります。
まだ、赤ちゃんは自分で顔を拭えないので、お母さんが外側からのケアを心掛けてあげてくださいね^^
赤ちゃんの口腔ケアの方法とは?
最後に、やはり日頃から気を付け、予防することが大切ですので、赤ちゃんの口臭ケアの方法についてもご紹介していきます。
大人も気を使う口臭ですが、赤ちゃんは自分で歯磨きも、うがいもできません^^;
そこで、やっぱりお母さんがしっかりと、赤ちゃんの口腔ケアをしてあげましょう!
しかし、まだ赤ちゃんなので、歯磨きをするにはまだ歯が小さいですよね?
そんな時は、歯磨きの前段階として、ガーゼで優しく歯を拭ってあげましょう。
そして、歯が4本生え揃った頃には、歯磨きを始めていきます。
その際は、赤ちゃん用の歯ブラシで優しく磨きましょう!
また、舌のケアも行いましょう。
やり方は同じで、ガーゼを使い優しく撫でるように拭ってあげてください。
乳幼児から、口の中を清潔に保つ習慣を身に付くようにして、成長した子供がしっかりと歯磨きできるようにしてあげましょう^^
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、赤ちゃんの口が臭い理由や、唾の匂いの対処法、さらに口臭ケアについてご紹介しました。
再度まとめると、
赤ちゃんの口臭については、口周りのよだれをこまめに拭き取りましょう。
そして、よだれ掛けも確認して、もし臭うようならこまめに変えてあげましょう。
次に、食べカスが口内に残らないように、口腔ケアを行いましょう。
もし、日常的な原因では取り除けない口臭、また赤ちゃんに異変を感じたときは、すぐに医療機関に相談してください。
赤ちゃんの口臭はお母さんのちょっとした努力で解決できます^^
焦らず、落ち着いて、赤ちゃんと口臭ケアに取り組んでいきましょう。
しかし、私は赤ちゃんの口臭が残念なことばかりとは思えません。
口臭がするということは食べて、大きくなって、歯が生えてというように、「成長の証」とも捉えられます。
それは、あなたの育児の努力の表れです!
ですので、赤ちゃんとの思い出の1ページだと思いながら、お口のケアをしてあげてくださいね^^