あなたは「安定期」をどう過ごしてますか?
一般的には「安定期」は妊娠5ヶ月目ごろから入ります。
多くの人が心身ともに落ち着いて、妊婦らしい丸みを帯びた体つきになってきます。
この頃になると、つわりも無くなり、妊娠初期には出来なかったことが出来るようになってきます。
しかし、安定期と言われているこの時期でも流産の危険性が無くなる訳ではありません。
切迫早産や妊娠高血圧症候群などは、むしろ妊娠中期に起こりやすいですし、一層普段の生活に気をつけなくてはいけません。
そこで「安定期」の過ごし方について、わたしが最低限気を付けたことをまとめましたので、ぜひ参考にしていただき、快適なマタニティライフを過ごしてくださいね。
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「安定期」の母体と赤ちゃんの状態

「安定期」の妊娠5ヶ月目に入ると、赤ちゃんの全身に産毛が生え始め、性器や腎臓などの内蔵も作られ始めます。また筋肉が付き始めるので、活発に動き始めます。
早い人だと胎動を感じることができますよ~
母体はお腹が大きくなる他に、乳腺が発達し始めるので、胸も大きくなる人がいます。
また、つわりが収まった反動で、食欲が倍増する妊婦さんが多いです。
私自身、水しか飲めれない生活が一変、4、5ヶ月目には、3食しっかり食べてもお腹がすく毎日でした。
安定期にまず気を付たことはこれ
体重の増加

安定期に入ると母体は脂肪を蓄えようとするので、体重の増加に注意してください。
普通の人は7キロ~10キロ、痩せ型の人で10キロ~12キロ、太り気味の人で5キロ~7キロの体重増加が理想です。
私は9キロ増でしたけど、病院の先生にはいつも、「1月、1キロ弱のペースで止めておきましょう。」と言われていました。
腹痛やお腹の張り
妊娠中期に腹痛を感じる人がいますが、原因は2つ考えられます。
1つ目は、便秘による腹痛。
妊娠するとプロゲステロンが分泌されるので、便秘になる人が多くいます。
あまりに酷いようであれば、病院で酸化マグネシウムという、便を柔らかくする薬を処方してもらってください。市販薬は妊婦が使用できないモノも売っていますので、出来るだけ病院で処方してもらって下さいね。
2つ目は、子宮の収縮によるお腹の張りを感じることです。
多少の張りなら大丈夫ですが、明らかに張りが続いたり、出血があったりするのであれば、すぐに受診してください!!
切迫流産の可能性がありますので気を付けましょう!
安定期だからこそやってほしいこと
適度な運動は大切
食欲旺盛になって、体重の増加が気になるこの時期こそ、適度な運動をして体調管理を心掛けましょう。
むくみや便秘に悩んでいる妊婦さんには、特にオススメします。
ウォーキングの他に、最近では、産婦人科でもマタニティヨガやマタニティスイミングの教室を開いているところが多いので、積極的に参加してみてください。
ただ、無理は禁物なので、自分の体調や体力に合わせてカスタムしていってくださいね。
歯の治療をしておく

安定期に入ったこの時期こそ勧めるのが、歯の治療です。
つわりで歯磨きがおざなりになっていた私自身は、9個の虫歯ができていて、ビックリしました!
人によっては麻酔が赤ちゃんに悪影響ではと心配される方がいますが、治療に使う麻酔の量は微量なので胎児への影響はありません。
また、後期は大きなお腹で仰向けに寝て治療することはできないですし、産んでからも最初のうちは忙しくて中々歯医者へ行くことが出来ないので、5ヶ月~7ヶ月の間に治療をしておいた方がいいですよ。
やめておいたこと
お腹を冷やさない
夏場の妊娠だと暑くて大きなお腹も出したくなりますが、妊娠中はホルモンバランスの関係で冷えやすい体質になっています。
体が冷えて子宮への血流の流れが少なくなると、赤ちゃんへの栄養が行かなくなってしまうので、必ずお腹は冷やさないようにしましょう。
出来れば、安定期に入ったので腹帯などを付けると、お腹の保温効果と安定する効果もあり安心ですよ~
生ものは基本的には食べない

食欲が出てくるとなんでも食べたくなってきますよね?
でも、妊娠中は食べ物や飲み物にも注意が必要です。
その1つとして、生の食べ物は控えた方がいいです。
マグロなどの大型魚は水銀を含んでいるので、大量に食べてはいけません。
また、生卵もサルモネラ菌へ感染する恐れがあるので控えてください。
夏場は特に食中毒になってはいけないので、よく火を通したものを食べましょう。
ストレスを溜めず楽しいマタニティ生活を
私が気を付けたことは今日あげたこと以外にも沢山ありますが、最低限今日書いたことは守りましょう!
ただ、そればかりを気にしていてはストレスが溜まりますので、適度に息抜きも必要ですよ~
あれもダメ、これもダメだと、せっかくのマタニティ生活を充実させることができません。
無理をしないことは大前提ですが、ママがリラックスして過ごせているかが、お腹の赤ちゃんにとって一番重要なので、今のあなたにしかできない、充実したマタニティライフを送ってくださいね!