地鎮祭とは、「土地の神様に、家を建てる際の工事の安全を祈願する儀式」のことです。
その土地その土地にいるとされている神様に家を建てる際、土地の利用の許しを請うためのものとされています。
しかしここで気になるのは、地鎮祭は必ずやらないといけないものなのでしょうか?
土地の神様と言われても、目に見えるものではないので本当にいるのかもよく分りませんよね。
そこで、今回の記事では、地鎮祭は必要かどうかとやらないといけないのかどうか、さらに地鎮祭をしない場合はどうすればいいのかについてもご紹介していきます。
「せっかく家を建てるなら!」と、土地に挨拶する地鎮祭を行う人が大半かもしれませんが、いろいろな事情や、そもそも地鎮祭をしたくないって場合もあると思います。
こちらを読んでいただき、どうすればいいのか?について参考にしてみてくださいね^^
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地鎮祭は必要なの?
必ずしも必要と言うわけではありません。
「神様が本当にいるかは分らない」・「面倒くさい」・「金銭面」など理由は様々だと思いますが、実は地鎮祭のやるやらないは施主の自由なのです。
実際、神様は目に見えていると言うわけではありませんから、信じないという人は気持ちの問題として片付けることもあるそうです。
ですので、神様を信じる家族や親戚などがいない方は「地鎮祭をしない」という選択をする場合もあります。
ただし、その「しない」と言う選択が出来る人は、後からになって「やっぱりしておけば良かった・・・」と思わないような人に限ります。
地鎮祭はやらないといけないの?理由についても!
地鎮祭は土地の神様に工事の安全を祈願して、これから建つ家に住む家族の繁栄を願うための儀式です。
確かに神様は目に見えるものではありませんし、気持ちの問題として片付けることが出来るかもしれません。
しかし、家は自分で建てるものではありませんよね。
地鎮祭を行い、「工事が無事、事故も無く行えることを祈願する」ことで家を建ててくれる方たちの気持ちも違うのではないでしょうか。
それにもしも何かがあった時に「地鎮祭をしなかったから・・・」と言われてしまったり思ってしまうのも辛いですものね。
「あの時、地鎮祭をしておけば良かった・・・」なんて後悔しないために行うのも一つの理由です。
また、地鎮祭を行えば「これから家が建つ」と言う実感も得られることも間違いないです。
地鎮祭には家を建てる際に関わる方たちも参加しますので、自分の家を建ててくれる人の顔を知る事もできるのも大きなメリットとなります。
また反対に、家を建ててくれる人も「この人の家を建てるのか」と思って家を建ててくれるので、このように地鎮祭でお互いの顔を確認できるのでやる価値は十分にありますよ。
地鎮祭をしない場合は?どうすればいい?
地鎮祭をしない場合でも、初日にはたくさんの工事に関係する方々が来ます。
飲み物程度を用意して、「宜しくお願いします。」と挨拶をすれば良いでしょう。
また、地鎮祭をしない場合で「やはり心配・・・」なんて方がいるようでしたら、家族で家の四隅に「塩と米」を一つまみずつ置き、お酒を少量垂らして一礼するのも良いようです。
この方法は、地鎮祭を行わずに自分で「工事の安全を祈願する」お祈りの仕方となります。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、地鎮祭は必要なのかとやらないといけないのか、さらに地鎮祭をしない場合はどうすればいいかについても詳しく解説しました。
再度まとめると、
地鎮祭は必ずしも必要と言うわけではありません。
地鎮祭をやるやらないは、実際は施主の自由なのです。
ですので、後悔の無いように選択しましょう。
地鎮祭は土地の神様に対する儀式と言うだけではなく、工事を行う方への安全祈願でもあります。
また、神様などのオカルト部分を除いたとしても、地鎮祭を行うことで工事に関係する方たちとの顔を合わせることの出来るとても良い機会となりますので、出来るなら地鎮祭を行うことをおすすめします。
地鎮祭をしない場合で「やはり心配だな・・・」なんて方がいるようでしたら、「家族で家の四隅に「塩と米」を一つまみずつ置き、お酒を少量垂らして一礼する」という方法も立派な「工事の安全を祈願する」お祈りとなります。