地鎮祭のお供え物である「海の幸」にお供えできるのは鯛だけではありません。
実はスルメも「海の幸」としてお供えすることが出来ます。
確かにスルメはお祝い事によく出てきますが、「おめでたい」からの「鯛」のような語呂や縁起の良い文字は見当たりませんね。
では、スルメにはどのような役割があるのでしょうか?
また、お供えの際にスルメは何枚お供えすれば良いのでしょうか?
それに地鎮祭後のスルメは食べればよいのは分りますが、どのように食べればいいのでしょうか?
今回は、地鎮祭のスルメの役割や枚数、食べ方などをご紹介します。
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地鎮祭のスルメの役割は?
スルメは地鎮祭のお供え物で「海の幸」に分類されます。
確かにお祝い事によく見るスルメですが、「おめでたい」の「鯛」のように語呂にも文字にも縁起の良いものは見当たりませんよね。
しかし、実はスルメを漢字に変換するととてもおめでたいものに変わるのです。
スルメは、「寿留女」と書くのです。\(◎o◎)/!
なんと漢字に変換された「寿留女」には「寿」と言う縁起の良い言葉が入っているのです。
ちなみにこの意味は「お嫁さん(奥さん)が永く、その家に留まっていられますように」と「食べもに困らないように」と言う願いが込められています。
他には「スルメ」は「アタリメ」=「当たり目」と呼ばれるからや、昔はお金のことを「オアシ」と呼んでいたことからたくさん足のあるイカはお金に困らないとされ、縁起物とされています。
つまり、スルメをお供えするということは「夫婦仲と生活の安泰を祈願」することになるのです。
地鎮祭のスルメ 枚数はどれくらい?
地鎮祭にスルメをお供えしようと思っても、薄いスルメ1枚で大丈夫なのかと不安になりますよね。
しかし心配はご無用です。
神事のお供えに、スルメの枚数は特に決まりはありません。
これは海の幸で昆布を選んでも同じですね。
一般的にお供えされるスルメの枚数は1枚~5枚とそれぞれです。
もし気になるようでしたら、地鎮祭を執り行ってくれる神社に問い合わせてみるといいでしょう。
地鎮祭のスルメ 食べ方は?
もちろん地鎮祭後のスルメは美味しく頂きましょう。
お好みで調理して食べても良いですし、そのまま小さく切って食べても良いです。
しかし、ここで気を付けて欲しいのが地鎮祭で使った食べ物を焼いて調理しないことです。
昔から地鎮祭でのお供え物を「焼く」ことは「火事」を連想させるそうで避けられてきていました。
焼かずにそのまま食べるか、スルメを戻して煮て食べることをおススメします。
スルメ1枚~3枚に対し、水500ccと重曹大さじ1/2に1日漬けておくと戻すことが出来ます。
参考URLはこちらになります。
↓
https://cookpad.com/recipe/3680318
この方法でスルメを戻せば、煮物に使うことが出来ます。
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、地鎮祭のスルメの役割や枚数、食べ方などをご紹介しました。
地鎮祭のスルメは漢字にすると「寿留女」と書かれ、大変おめでたい文字に変わります。
スルメの意味は「お嫁さん(奥さん)が永く、その家に留まっていられますように」や「食べもに困らないように」と言う願いが込められ、「アタリメ」=「当たり目」と呼ばれるからや、昔はお金のことを「オアシ」と呼んでいたことからたくさん足のあるイカはお金に困らないとされています。
地鎮祭のスルメは「夫婦仲と生活の安泰を祈願」することを意味します。
地鎮祭のスルメの枚数は特に決まりはありません。
これは海の幸で昆布を選んでも同じです。
一般的にお供えされるスルメの枚数は1枚~5枚とそれぞれです。
地鎮祭後のスルメは美味しく頂きましょう。
お好みで調理して食べても良いですし、そのまま小さく切って食べても良いです。
ただ注意なのが、地鎮祭で使った食べ物を焼いて調理しないことです。
「焼く」=「火事」と連想され、昔から避けられてきていました。
焼かずにそのまま食べるか、スルメを戻して煮て食べることをおススメします。
ちなみに地鎮祭は日本の神事になりますので、出来れば輸入品を使わず日本でとれたものを使うと良いですよ。