地鎮祭の準備の際に鍬(くわ)が必要なのはご存知ですか?
鍬と言っても、農作業に使う鍬ではありません。
地鎮祭では木で出来た鍬を儀式で使います。
では、鍬は地鎮祭の儀式にとって何の役割があるのでしょうか?
家を建てるのであって畑を耕すわけではないのですし、何より畑を耕すにしても木製の鍬では畑で固い地面はろくに耕せないので謎ですよね。
また、地鎮祭に鍬が必要ならもちろん用意しなければいけません。
でも鍬を購入しても地鎮祭以外に使い道は無く、出来るならレンタルで済ませたいですよね。
価格だって気になります。
今回は、地鎮祭の鍬についてご紹介します。
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地鎮祭の鍬の役割は?
地鎮祭の儀式の中で「鍬入れの儀」があります。
鍬はその時に必要になるのですが、なぜ家を建てるのに鍬が必要なのでしょうか?
畑を作るわけでもないのに謎ですよね。
しかし、地鎮祭の儀式の「鍬入れの儀」に鍬は欠かせないものと言われています。
それは何故なのでしょうか?
実はこの儀式には鍬の他に鎌と鋤も必要とされています。
それは、昔は家を建てるのに重機や機械は無く全て手作業だったことが理由となります。
昔の家を建てるための手順が、
- 手の入ってない雑草だらけの土地を鎌で雑草を刈る。
- 鍬で土を堀り起こす。
- 鋤で土地を平らに均して家を建てるための土台を作る。
このようになります。
重機の無い時代、昔の人はこの作業を終えて初めて家を建てる工程に移ることが出来たのです。
他には、手の入っていない土地に手を加えることを神様の前で行い、家を建てることの許しを得るためと言う意味もあるそうですよ。
地鎮祭の鍬はレンタルできる?
地鎮祭で使う鍬ですが、地鎮祭でしか使わないので出来るならレンタルで済ませたいですよね。
地鎮祭の鍬なのですが、レンタルが出来ます。
インターネットで「地鎮祭 鍬 レンタル」と探せば、鍬を取り扱っている業者がずらりと出てきます。
また、中には神社で鍬のレンタルをしてくれるところもあるようです。
地鎮祭を執り行ってくれる神社に問い合わせて、鍬をレンタルしてもらえるか聞いてみるのも良いですね。
地鎮祭の鍬の価格はどれくらい?
購入にしろレンタルにしろ、気になるのはその価格ですね。
レンタルならば、鍬・鎌・鋤の3点セットが2泊3日で4,000円前後となります。
鍬のみなら1,600円前後となります。
購入であれば、鍬・鎌・鋤の3点セットで13,000~20,000円前後となります。
鍬のみなら、6,000円前後となります。
レンタルと購入とを比べたら圧倒的に購入がお高めですね。
もちろん神様の前で使うものなので、変なものを使うわけにはいかないのでこの値段になるのは仕方ありません。
でも、鍬は地鎮祭の他に使うことはそうそう無いはずですので、出来ればレンタルで済ませたいですよね。
しかし、「地鎮祭をしたぞ!」と言う思い出を残しておきたい方は、購入を考えるのもありではないでしょうか?
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、地鎮祭の鍬についてご紹介しました。
地鎮祭の鍬は「鍬入れの儀」で使われます。
鍬入れの儀は、鍬の他に鎌と鋤も必要とされています。
昔の家を建てるための手順が、
- 手の入ってない雑草だらけの土地を鎌で雑草を刈る。
- 鍬で土を堀り起こす。
- 鋤で土地を平らに均して家を建てるための土台を作る。
昔の人は、この作業を終えて初めて家を建てる工程に移ることが出来たからです。
このことから、「鍬入れの儀」の鍬は畑を耕すのではなく、土地の開拓のために使われていたので必要とされているのです。
地鎮祭の鍬なのですが、レンタルが可能です。
インターネットで「地鎮祭 鍬 レンタル」と探せば、鍬を取り扱っている業者がずらりと出てきますよ。
また、中には神社で鍬のレンタルをしてくれるところもあるようですので、地鎮祭を執り行ってくれる神社に問い合わせてみましょう。
レンタルならば、鍬・鎌・鋤の3点セットが2泊3日で4,000円前後となります。
鍬のみなら1,600円前後となります。
購入であれば、鍬・鎌・鋤の3点セットで13,000~20,000円前後となります。
鍬のみなら、6,000円前後となります。
購入もインターネットで「地鎮祭 鍬 購入」で検索をすればずらりと出てきます。
それこそ皆さんの知っている楽天やamzonなどのネット通販でも購入できます。
地鎮祭で「鍬入れの儀」は家を建てるためにとても重要な儀式です。
しっかりと鍬入れの儀を行って、素敵な家が建てるようにしましょう。