地鎮祭に使った後の「鯛」ですが、地鎮祭後どのように食べれば良いのでしょうか。
あんなに大きな鯛をどのようにすれば調理することが出来るのでしょうか?
まずは鯛をさばけるかどうかが心配ですよね。
そしてさばけた後はおすすめ調理法なんかも知りたいですね。
しかし、ここで気になるのは、地鎮祭後の鯛には食べ方に決まりがあるようです。
その決まりとは一体何でしょうか?
今回は地鎮祭の鯛の調理や食べ方、おすすめの調理法3つをご紹介します。
☆関連記事☆地鎮祭のお酒とのしの種類について
地鎮祭の鯛の調理方法は?
地鎮祭の鯛は大きいですね。
余程さばきなれた人ではない限り、さばくのは大変ですよね。
まず私には無理です。
では、どのようにしてこの大きな鯛をさばけば良いのでしょうか?
答えは簡単です。
そのような場合は「スーパーの鮮魚コーナー」でさばいてもらえば良いのです。
意外に知られていないのですが、家でさばくことが出来ない魚はスーパーの鮮魚コーナーで、手数料1,000円前後でさばいてもらえることが出来ます。
これならさばけない方でも鯛を切り身にしてもらうことが出来ますので、安心して鯛を調理することが出来ますね。
地鎮祭の鯛の食べ方は?何か決まりはあるの?
地鎮祭の鯛は大きいので「丸焼きならさばく必要も無いので簡単」なんて考えていませんか?
実は地鎮祭の鯛は、焼いて食べることは昔からNGとされています。
その理由は「地鎮祭の鯛焼く」=「火事」に繋がると昔から連想付けられていたからです。
ですので、昔から地鎮祭の鯛は焼かずにお刺身で食べるという方が多いようです。
しかし、その風潮も今になると無くなりつつあり、「焼いて食べた」なんて方も最近ちらほら見かけます。
地鎮祭を気持ちの問題で片付けられるようになったように、地鎮祭の鯛の食べ方も気持ちの問題かもしれませんね。
中には「うちが火事になる身代わりとして鯛が焼かれた」だから大丈夫と考える方がいるくらいです。
何事も気持ちの問題ですが、それでも割り切れずに心配になるという方は「地鎮祭の鯛は焼かずにお刺身」をおすすめします。
地鎮祭での鯛の料理おすすめは?3つご紹介!
地鎮祭の鯛はお刺身で食べるのが一番いいことは分りますが、あの大きな鯛一匹全部お刺身にして食べるのは大変ですよね。
後は残りのあらなんかもおいしく食べたいですね。
こちらではそんな切り身の残りとあらを使った料理を3つご紹介します。
☆鯛めし
材料(2合分)
・米…2合
・鯛の切り身…2切れ
・塩(鯛に振る用)…小さじ1/2
・水…400cc
・薄口しょうゆ…大さじ1
・料理酒…大さじ1
・みりん…大さじ1
・昆布だしの素(顆粒)…小さじ1
・塩…小さじ1と1/2
調理方法
- 鯛の切り身の両面に塩1/2をまんべんなく振り、魚焼きグリルで鯛を焼き色が付くまで焼く。
- 炊飯器にお米・水・昆布だしの素・薄口しょうゆ・料理酒・みりん・塩の調味料を入れて一混ぜし、焼いた鯛の切り身を乗せて炊飯器のスイッチを押します。
- お米が炊き上がったら鯛の切り身を取り出して、骨を取り除きながらほぐします。
- 炊飯器に戻してさっと混ぜ合わせたら完成です。
参考URLはこちらです。
↓
https://cookpad.com/recipe/3901954
☆鯛のあら汁
材料(4~5人分)
・鯛のあら…1kg程度の鯛のあら1尾分
・水…1500cc
・だし昆布または昆布だしの素…適量
・塩…小さじ1.5
・しょうゆ…小さじ1
・ねぎ・三つ葉・カイワレ大根などのトッピングをお好みで
調理方法
- あらを適当な大きさに切り、強めに塩をして15分~30分程度おきます。
その間に湯通しに使う1.5L~2Lくらいの量のお湯を沸かしておきます。
- お湯が沸いたら湯通しします。
頭は20~60秒、その他の部分は10秒~20秒くらい沸騰したお湯につけます。
湯につけた後は冷水で冷やします。
- 冷水で熱を取ったあらを、今度は流水で洗います。
ぬめりや血合い、うろこなどを洗い流します。
- 鍋に水1500ccと③で綺麗にしたあら、出し昆布(昆布だしの素でも可)を入れて強火で煮ます。
- 沸騰する直前でやや弱火にします。※ボコボコと沸騰させてはダメです。
- ボコボコ煮立たせない程度の火加減を維持します。
その際アクが浮いてくるのでその都度丁寧に取りましょう。
- 汁が透き通ってアクが浮いてこなくなったら塩を入れて、最後にしょうゆを入れれば完成です。
- お椀に盛り付け、お好みでトッピングの薬味を入れて下さい。
参考URLはこちらになります。
↓
https://cookpad.com/recipe/106580
☆鯛のあら煮
材料
・鯛のあら…1尾分
・料理酒…1カップ強(200cc強)
・砂糖…1/2カップ弱(100cc弱)
・しょうゆ…1/2カップ弱(100cc弱)
・みりん…大さじ1~2程度
調理方法
- あらの下処理をチェックします。
※うろこや汚れを落とし、さっと湯通しして洗います。(注意!ここで塩をかけてはいけません。身がしまってしまいパサパサになります。)
- 鍋にあらを並べて入れ、料理酒・砂糖を入れて火を付けます。
落し蓋をして、このまま中火の弱火でグツグツと火が通るまで炊きます。
- あらに火が通ればしょうゆを回し入れ、再び落し蓋をして弱火で10分ほど炊きます。
その後、煮汁がこてこてになってくるので煮汁を時々スプーンですくってかけながら炊きます。
- 最後にみりんを入れて照りが出たら完成です。
参考URLはこちらです。
↓
https://cookpad.com/recipe/440617
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は地鎮祭の鯛の調理や食べ方、おすすめの調理法3つをご紹介しました。
地鎮祭の鯛はお刺身で食べるのが一番です。
しかし、大きな鯛を家でさばくのは大変ですね。
このような時はスーパーの鮮魚コーナーへ持っていきましょう。
手数料1,000円程度でさばいてもらうことが出来ます。
地鎮祭の鯛は焼いて食べることはNGです。
「地鎮祭の鯛を焼く」=「家を焼く」から火事を昔から連想されていたためです。
地鎮祭でのおすすめ料理である「鯛めし」・「あら汁」・「あらの煮付け」をご紹介させて頂きました。
私の家では鯛を良くもらうことがあるのでよく料理をしていたのですが、鯛は焼くよりも煮た方が美味しいなと思ったのは私個人の感想です。
ですので、今回は「炊く」と「煮る」の料理をおすすめしました。
こちらを参考に、皆さんのご家庭でも鯛が美味しく食べてみるのはいかがでしょうか?