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台風の仕組みは?暴風雨とは?違いについても詳しく解説!

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夏休みも終わりが近づき、もうすぐ秋がやってきますが、まだまだ9月は残暑が厳しく、暑い日々が続くことが多いです。

さらに、よく台風がやってきたり、暴風雨が降ったりします。

 

あなたもこの時期になると、テレビの天気予報などでこの2つの言葉を聞くことがありますよね^^

しかし、何気なく聞いている「台風」や「暴風雨」ですが、違いはあるんでしょうか?

 

 

そこで、今回の記事では、台風の仕組みと、暴風雨とはどんなときのことか、さらに、台風と暴風雨それぞれの違いについてまとめました。

 

8月下旬から9月にかけて、毎年よくある「台風」や「暴風雨」なので、この機会に仕組みを知り、知識を深めてみてくださいね^^

 

 

 

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台風の仕組みは?簡単にいうと?

 

 

「台風」とは、北大西洋に存在する熱帯低気圧のうち、17m/s以上に発達したもののことをいいます。

 

※17m/s → 34ノット/風力8 のこと

 

 

つまり・・・

 

規模の大きい熱帯低気圧「台風」ということになります。

 

 

ところであなたは、熱帯低気圧によく似た言葉として、台風情報が流れる際に「温帯低気圧に変わりました」と聞くことがありませんか?

 

これで台風はなくなった!と思い、すぐに警戒を解いてしまうのは要注意です!

 

 

「台風が温帯低気圧に変わる」ということは、台風が北上することによって、冷たい空気が流入したときのことだけなので、熱帯低気圧の方が温帯低気圧よりも強いというわけではありません!

 

たまたま日本に上陸し、山脈や地上の建物などで摩擦して台風が弱まる時期と、寒気が流入する時期が重なるだけです。

なので、熱帯低気圧と温帯低気圧の間に強弱の違いはないのです。

 

構造が違うだけなので、「台風が温帯低気圧に変わった」からと言って、安心できるというわけではありません。

 

引き続き、強風や大雨には十分に注意して過ごしてくださいね!

 

 

台風時によく聞く「温帯低気圧」と「熱帯低気圧」との違いは何?

熱帯低気圧(台風)と温帯低気圧の大きな違いは構造です。

 

簡単にまとめると下記となります。

  • 熱帯低気圧・・・暖かい空気で出来ている
  • 温帯低気圧・・・暖かい空気と冷たい空気で出来ている

 

 

さらに詳しく解説すると、

 

「熱帯低気圧」は、その名の通り亜熱帯・熱帯で大量の水蒸気が上昇し、暖かい空気が渦を巻いてできる低気圧のことです。

風速は中心に近づくと急に強くなります。所謂「台風の目」と呼ばれる中心部は無風です。

 

「温帯低気圧」は、南側の暖かい空気と北側の冷たい空気が混ざり合おうとして、渦を作っている気圧のことです。

風速は一様に強く、発達した温帯低気圧では、中心よりも周りの方が強くなります。

 

 

 

暴風雨とは?どんな場合なの?

暴風雨とは?どんな場合なの?

 

続きまして「暴風雨」とは・・・

台風や低気圧などが原因で起こる強風と大雨のことです。

 

 

台風、熱帯低気圧、温帯低気圧など、何かが原因で起こる気象現象のことですが、台風と違って明確に風速や雨量で定義があるわけではなく、とりあえず激しい雨と風のことを暴風雨と言います。

 

 

ちなみに「暴風」とは?

暴風については、明確な風速の定義があり、暴風警報の基準以上の風のことを言います。

 

暴風警報の基準は、大体の地域では風速が陸上で20m/秒前後、海上で25m/秒に設定していますが、各都道府県で多少の違いがあります。

 

 

小中学校の頃は、この「暴風警報」が出ると休校になるので、不謹慎にもワクワクした人も多いのではないでしょうか?

 

わたしにもそういった思い出があります^^;

 

 

 

 

 

 

 

台風と暴風雨の違いとは?

台風と暴風雨の違いとは?

 

では最後に、台風と暴風雨の違いはどんなところなのかについてご説明していきます。

 

今まで↑でお話ししてきました、

 

・台風

・暴風雨

 

をそれぞれまとめると、、、

 

☆台風・・・・規模の大きい熱帯低気圧
☆暴風雨・・・とにかく強い風と雨

 

となります。

こうやってみると、全然違いますね(;^ω^)

 

もっと簡単に説明すると、「台風は原因」であり、「暴風雨は結果」という見方もできます。

 

それぞれの仕組みと違いを知っておくと、台風が来た時に慌てなくて済みますので、しっかりと覚えておき、いざというときにはしっかりと対応できるといいですね^^

 

 

 

今回のまとめ

いかがでしたか?

 

今回は、台風の仕組みと、暴風雨とはどんなときのことか、さらに、台風と暴風雨それぞれの違いについてご紹介しました。

 

 

再度まとめると、

 

台風は、北大西洋に存在する熱帯低気圧のうち、17m/s以上に発達したもののことをいいます。

※17m/s → 34ノット/風力8 のこと

規模の大きい熱帯低気圧が「台風」ということになります。

 

 

暴風雨は、台風や低気圧などが原因で起こる、強風と大雨のことです。

台風と違って明確に風速や雨量で定義があるわけではなく、激しい雨と風のことを暴風雨と言います。

 

 

そして、台風と暴風雨の違いですが、

☆台風・・・・規模の大きい熱帯低気圧

☆暴風雨・・・とにかく強い風と雨

となり、まったく別の物ということがわかります。

 

しっかり覚えて、台風と暴風雨を間違えない様にしましょうね^^

 

 

これからの季節、暑さもまだ油断はできませんが、大きな被害を受けないように、台風などの悪天候にも十分対策しておきましょう。

 

日頃から、万が一の時の避難場所を確認したり、雨戸やシャッターの様子を確認したりして、万全の体制でいられるよう、家族で話し合って、安全には気を付けていきたいですね^^

 

 

 

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