お正月には定番の「お節料理」ですが、どうしてもたくさんの量がありますので、1日で食べきることは、ほとんどありませんよね^^;
そんな時には、冷蔵庫に入れたり・・・
冷凍してみたり・・・
と、いろいろ試みているかもしれませんが、出来れば常温で置いておきたいはずです^^
なぜなら、常温で置いておければ、味や食感の変化はほとんどないからです。
ただ、「常温」で置いておくことって、いくら冬だといっても、少し怖いですよね~
そこで、今回の記事では、おせちを常温で保存する場合のポイントや保存食としてどうのか?など、豆知識をまとめました。
おせち料理の「保存」方法に迷っているあなたには、ぜひ参考にして頂きたいです^^
特に、味や食感の変化が心配で、冷蔵や冷凍をしたくない場合は、ぜひ一読ください!
→冷蔵はあまりよくない?!でもメリットもたくさんありますよ^^
☆おせちの食材については?
☆おせちの重箱は?
おせちの保存は常温でもできるの?
おせちの保存には、料理の傷みが心配で、とりあえず冷蔵庫に入れたり、あまりにも残りすぎた場合は冷凍庫に入れたりする・・・というようなことが多いのではないでしょうか?
でも、実はおせち料理は常温で保存することが出来る料理です^^
ただし、常温で保存する場合には注意点があります。
- 日持ちしないの、で長くても2日以内に食べきること
- 部屋の室温が5度~10度になるような場所に置くこと
ということです。
特に!!
冬にやってしまいがちな、ヒーターやストーブなどの暖房の点けっぱなしは厳禁ですので、気を付けてください!
当然傷むので、食べることが出来なくなってしまいます^^;
★冷蔵保存・・・3日~4日
★冷凍保存・・・2週間~1か月
が目安となります。
常温保存のメリットは、冷蔵や冷凍と違って食感の変化が少なく、味が落ちる心配がありません。
というわけで、すぐに食べきってしまえそうなのであれば、料理の味をそのまま楽しめる、常温保存がおススメです^^
おせちは保存食としていいの?
おせち料理の具材には、塩、しょうゆ、砂糖、お酢などで味付けを濃くし、なるべく水分を飛ばしている料理が多いと思いませんか?
例えば・・・
甘い栗きんとんや煮豆
酢の効いた紅白なますやレンコン
などです。
これらは元々、常温でも保存できるように味が濃く作られています。
おせち料理は、そういった保存性の高いものを沢山詰めた、優れた料理と言えますね^^
また、品数も多く、大人数で食べても数日食べることが出来るので、普段は料理に忙しいお母さんたちも、お正月は台所を使わずに休むことが出来るという利点があります。
現代では、洋風のものや中華風のものも登場し、必ずしも常温保存に適しているとは言えませんが、それでも、三が日くらいはお母さんを料理の手間から解放させてあげるだけの豊富な品数が入っていますよね?
お正月はおせち料理を食べて、お母さん・ママに少しでも楽をさせてあげられるといいですね^^
おせちを保存する意味ってなに?
保存食としてのおせちには、お母さんを台所から解放してあげるという事の他にも、大切な意味があります。
それは「三が日には、火を使わない」ということです。
これは、「歳神様を迎えて、共に食事を行う正月の火を聖なるものとして捉え、火を使う煮炊きをできるだけ避けるべき」という日本古来の風習に基づく発想です。
皆さん、お雑煮は食べますよね?
お雑煮の調理には当然火を使うわけですが、これは良いのでしょうか?
実はお雑煮は、「歳神様に御餅をお供えする手段の1つ」なのです。
お供えした御餅をありがたく頂く料理ですので、例外的に火を使うことが許された料理なんですよ~^^
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、おせちの保存は常温でも出来るのかどうかと、保存食としてどうなのか、さらにおせちを保存する意味についてまとめました。
再度まとめると、
- 元々保存食であるおせちは常温保存が可能です。
- おせち料理には大切な意味があります。
それは、歳神様を迎えて、共に食事を行う正月の火を聖なるものとして捉えるということで、その為にも、お正月に火を使う料理をすることは出来るだけ避けましょうということですね^^
さらに、おせちを保存する意味は、365日食事を作ってくれるお母さんを労うということもあります。
確かに、主婦業に休みはなく、365日働きづめですからね^^;
お正月に火を使わない理由を知ると、やはり日本独特の文化だなぁと感じますね^^
今回は、お正月にかかせない「おせち」の保存にも、いろいろな意味があるんだということがわかりましたね!
今年のお正月は、なるべく「火」を使わず、お母さん・ママにゆっくりしてもらいましょう^^
そして、お正月なので、歳神様に感謝して、家族で楽しく過ごしましょう!