高級なおせちを頼み、贅沢するのもいいですが^^
自分で「おせち」を作り、お正月に家族に食べて欲しい・・・と思うこともありますよね~
そんな、今年は自分でおせちを作ろう!と思っていて、今いろいろとレシピを探していて、ここに来たのかな?と思います^^
そんな、「おせち」の煮しめのレシピを探しているあなたに!
今回の記事では、煮しめを美味しく作るためのレシピを3つご紹介していきます。
さらに、下準備の方法もしっかりと載せてありますので、安心ですね^^
「煮しめ」は、どれも難しくないものを選びましたので、是非参考にして、「おせち」の煮しめに挑戦してみてください!
→「煮しめ」を作ったら・・・保存方法も覚えておきたいですね^^
おせちに「ローストビーフ」を入れても豪華ですね!
☆おせちの食材はどんなものがある?
☆おせちの重箱は?
おせちの煮しめのレシピで人気のもの3選はこれ!

では、「煮しめ」のおすすめレシピを3つ提案していきたいのですが・・・
しかし、実はその前に「煮しめ」には、下準備が必要なんです!
その下準備の方法は、「具材の飾り切り」で、こちらが不可欠です^^
これがあるかないかで、見栄えが全然変わってきますので、せっかく「おせち」として煮しめを作るのであれば、ぜひこちらにも挑戦して頂きたいなと思います!
【下準備編】食材の飾り切り
梅型の人参、花型の蓮根、亀甲の椎茸などを飾り切りしていきます
★人参の切り方★
- 1cmの輪切りにした人参を梅型の型で抜きます
- そして、花びらと花びらの間に浅く切り目を入れ、それぞれの切れ目に斜めに包丁を入れます
- 裏面も同様に包丁を入れます
★蓮根の切り方★
- 蓮根の皮を包丁かピーラーで剥きます
- 剥いた蓮根の穴と穴の間をVの字に切り込みを入れます
- 角ばった部位を包丁の先でそぎ落とし、輪を丸く整えます
- そこまでしたら、輪切りにしていきます
★椎茸の切り方★(亀甲切り)
- 裏の石付を切り落とします
- 椎茸の傘の両サイドを切ります
- 次に角を落とす要領で上下を切り落とします
- 六角形になったら、椎茸の表面に浅く切り込みを縦・横に数回入れると、椎茸が亀の甲羅のようになります
★こんにゃくの切り方★(手綱切り)
- こんにゃくを食べやすい大きさに切ります(幅2cm、長さ5cm、厚さ7mm程度)
- 中央縦に切り込みを入れます
- 一方の端を持って、切り込みの穴にくぐらせると、ねじった縄のようになります
煮しめに使う飾り切りの分かりやすい動画がこちらです!
参考にしてみてくださいね^^
以上が、煮しめに使う「野菜の飾り切り」になります。
では、続きまして、おすすめの「煮しめ」レシピを3つ紹介していきます^^
簡単!1つの鍋で作る煮しめ!
本来の煮しめは、素材ごとに煮染めていきますが、今回ご紹介するのは、一つの鍋で作れる煮しめです。
☆材料(4人分)
・人参 1本
・里芋 3個(300g)
・ごぼう 1/3本(70g)
・蓮根 (小)1節
・筍(水煮) 1/2本(130g)
・生椎茸 4枚
・こんにゃく 2/3枚
・鶏もも肉 (小)1枚
・きぬさや 適量
・だし汁 1+1/2カップ
・酒 1/4カップ
・砂糖 大さじ5~6
・みりん 大さじ3
・しょうゆ 大さじ4~5
☆作り方☆
1 人参を梅型で飾り切りにします
※梅型より小さな部位は、乱切りにしていきます
2 里芋は皮をむいて2~4つに切り、水にしばらく浸けます
ごぼうは皮を剥き、乱切りにして水にさらし、水気を切ります
蓮根は花型にし、椎茸は亀の甲羅型に切ります
3 筍は水っぽさを抜くために、水から入れて茹で、煮立ったらザルに上げて水気を切ります
穂先は縦4つ割り、根元はいちょう切りにします
4 手綱切りしたこんにゃくも水から茹でます
煮立ったら水にとって4~5分さらし、水気を切っておきます
5 鶏肉は一口大に切ります
6 鍋に(1)~(5)の材料を入れ、だし汁、酒、砂糖、みりんを加えて強火にかけ、沸騰したら中火にし、落とし蓋をして約20分煮ます
材料すべてに火が通ったら、しょうゆを加え、再び落とし蓋をして弱火で30分煮ます
7 器に盛り、茹でた「きぬさや」を散らしたら、完成です!
簡単!炊飯器で煮しめ!
いつもお世話になっている、炊飯器を使っての煮しめのレシピです!
☆材料(4人分)
・鶏肉 1パック
・人参 1本
・干し椎茸 5枚
・筍(水煮) 1パック
・蓮根 1パック
・ごぼう 1/2本
・きぬさや 適量
・里芋 4個
・醤油 大さじ3
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
・出し汁 600ml
☆作り方☆
1 材料を全て切ります。野菜は飾り切り、鶏肉は1口大です
2 出し汁を準備し、炊飯器の中へきぬさや以外の具材と共に入れて早炊きタイマーをかけます
3 タイマーから15分後に、醤油、みりん、砂糖を入れて味を整え、また蓋をします
4 早炊きタイマーが終わったら、出来上がりです
5 きぬさやは炊きあがった出し汁と一緒に耐熱皿に入れ、2分レンジで加熱します
6 最後に味を整えて、炊きあがった具材と、レンジで加熱した「きぬさや」をお皿に盛り付けて、完成です!
簡単!電子レンジで煮しめ!
最後は、ちょっとした量でいいという場合に便利な、電子レンジでの煮しめです^^
☆材料(2人分)
・蓮根 60g
・ごぼう 1/3本
・鶏もも肉 1/2枚
・人参 1/2本
・里芋 2個
・干し椎茸 2枚
・きぬさや 4枚
★A
・酒 大さじ1
・砂糖 小さじ1
・醤油 小さじ1
★B
・干ししいたけの戻し汁 大さじ1
・だし汁 大さじ1
・酒 大さじ2
・みりん 大さじ2
・醤油 大さじ1
・砂糖 大さじ1
☆作り方☆
1 鶏肉を一口大に切り、Aに揉み込みます
2 蓮根、ごぼう、人参は皮をむき、一口大に切ります
干し椎茸は水に漬けて戻し、軸を落として半分に切ります
3 里芋は1個ずつラップに包んで、電子レンジ(600W)で2分加熱し、ペーパータオルを使って皮をむき、一口大に切ります
4 深さのある耐熱ボウルに、(2)と(3)を入れ、(1)をたれごと上に乗せます
5 (4)に合わせたBを回し入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で5分加熱します
6 (5)を取り出して混ぜます
7 最後に、筋を取った「きぬさや」を加えて、ラップをして、電子レンジ(600W)で5分加熱し、(5)に加えたら、完成です!
私の家では「筑前煮」を作り、それを「煮しめ」としています^^
混同しがちな「筑前煮」は、筑前地方(現在の福岡県北部・西部)の郷土料理で呼ばれる名前で、煮る前に炒め、鶏を入れることが決まっているのが特徴です。
このように各家々で、その家の「煮しめ」があるのではないでしょうか?
今回3つのおすすめをご紹介しましたが、まずはこちらに載せている人気レシピで作ってみて、作り方やコツを掴んだら、少しずつあなたの「家」の味を見つけていくのもいいですね^^
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、「煮しめ」の簡単な作り方3選を、飾り切りの仕方と共に詳しくご紹介しました。
再度まとめると、煮しめを作るポイントは4つで、
1)飾り切りをすると、お正月に合う縁起物の一品として華やかさが増します。
是非、挑戦してみてください。
2)鍋で作る煮しめは、火が通りにくい根菜が染みていく加減をよく見て、作りましょう。
3)炊飯器で作る煮しめは、最後の味の調整に気を付けてください。
4)電子レンジで作る煮しめは、野菜の上に肉を乗せるという順番に気を付けてください。
となりますので、参考にして下さい^^
ちなみに、煮しめは「煮染め」と書き、出汁が無くなるまでじっくり煮込む調理方法のことです。
紺菜を中心に一緒に煮る「煮しめ」は家庭円満を意味します。
是非、この機会に煮しめを作って、家族仲良く暮らせるように縁起を担いでみませんか?
→おせちの保存方法、あなたは冷蔵庫?
それとも、常温が好き?