おせち料理の中でも、どうやって保存したらいいのかわからない食材ってありませんか?
間違った保存方法で傷めてしまうのは、せっかく作ったものなのに本当にもったいないですよね^^;
そして、せっかくなら、「出来るだけ美味しく食べることができる保存方法」で保存したいところです。
おせち料理には種類がいくつかありますので、4回に分けてご紹介していきますね^^
今回の記事では、煮しめ・伊達巻・ローストビーフの3種類の具材についての保存方法を詳しくまとめました。
※他の、「おせち」の記事は↓をどうぞ^^
☆おせちの食材については?
☆おせちの重箱は?
おせちの煮しめの保存はどうすればいいの?
まず、煮しめは3~4日ほどであれば常温での保存が可能です。
中の具が固くならずに、美味しくいただけますよ!
しかし、常温での保存には2つポイントがあります。
- 鍋に出汁ごと保存すること!
- 1日に1回必ず火入れを行うこと!※菌の発生を抑制するため
この2つのポイントを押さえておけば、味が良くしみた状態で、安全に食べることが出来ますので、煮しめを保存したい場合は、しっかりと実践しましょう^^
面倒な方は冷蔵庫での保存でも大丈夫ですが、冷凍の保存には向かないので、やめておきましょう。
おせちの伊達巻の保存はどうすればいいの?
おせちに欠かせない伊達巻ですが、結構残りますよね!?
伊達巻も、常温(気温10度以下の部屋に限ります)での保存が出来ます。
しかし、1~2日が限度となりますので、なるべく早めに食べきることをおすすめします。
理由は、材料に卵と白身魚のすり身、または、はんぺんを使用しているためです。
ですので、常温よりも冷蔵の保存のほうが向いています^^
冷蔵庫では、4日~7日程度保存が可能ですが、伊達巻きにも保存のポイントがありますので、ご紹介していきます。
- 包丁でカットしたものは、1切れずつ保存すること
- 逆に、切れていないものであれば、丸ごとラップにくるみ保存すること
- 作り立てであれば、クッキングシートごと「すだれ」で巻いた状態のまま、冷蔵庫に入れて保存すること
上記のポイントを守って、冷蔵庫で保存しましょう^^
また、伊達巻は少し工夫することで保存期間をのばすことも可能です。
方法としては・・・
- 少しレモン汁を加える
- 砂糖の分量を増やす
の2つの方法があります。
しかし、味付けには多少影響してきますので、レモンの風味や、甘すぎるのが好みに合わないという場合は、やめておいた方がいいかもしれませんね^^
ローストビーフのおせちの保存方法は?
最近は、おせちにも「ローストビーフ」が入っていることも多くなってきましたね!
あまり「おせち」という感じではないですが、ローストビーフはとても美味しいし、嫌いって人は少ないのではないでしょうか?
そこで、大人も子供も大好きな1品の、ローストビーフの保存方法をご紹介します。
ローストビーフは、冷蔵庫、チルド、または冷凍での保存がおススメです。
ローストビーフを保存する目安を下記にまとめました。
- 冷蔵庫・・・2~3日
- チルド・・・1週間未満
- 冷凍庫・・・3週間程度
冷蔵庫での保存の場合は、そのまま冷凍庫に入れていただいて構いません。
ただ、冷凍庫での保存には、2つのポイントがあります!
- ラップで、出来るだけ空気を入れないように包むこと
- 真空パックに入れて、しっかりと空気を抜くこと
作り立ての時にラップに包む場合は、必ず熱が冷めてから行うようにしてくださいね。
また、冷凍した場合は、解凍方法にも注意が必要です!
一番いいのは、氷水につけて解凍する方法ですので、やり方をまとめておきます。
- ラップにくるまれた状態で30分氷水に着ける
- お肉が柔らかくなったらOKです^^
とても簡単ですし基本放置でいいので、手間もかからず楽に出来ます。
ローストビーフを解凍する場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね^^
常温での解凍の場合は、表面から溶け始め、中まで解凍されるのを待つ間に、表面の温度が上昇し細菌が繁殖します!
氷水での解凍であれば、細菌の繁殖も抑えられ、安全に食べることが出来ますよ!
今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、下記のおせちの保存方法についてまとめました。
- お煮しめ
- 伊達巻
- ローストビーフ
再度まとめると、今回のポイントは下記の3つです。
☆煮しめは、鍋に入れて、1日1回の火入れで常温保存が可能です。
☆伊達巻は冷蔵庫へ入れましょう!工夫で保存期間をのばすことも出来ますので、本文中の内容を参考にしてみてください。
☆ローストビーフは、冷蔵または冷凍で保存しましょう。
※冷凍の場合は、氷水での解凍がおススメです^^
煮しめ・伊達巻・ローストビーフが食べきれない場合は、上記を参考にして、しっかり保存しておきましょう。
それ以外のおせち料理の保存方法も、あと2記事に分けて載せますので、参考にしてくださいね^^
では、しっかりと保存して、お正月にはおせち料理を家族で楽しみましょう!